ストウブという鋳物ホーロー鍋をみなさん一度は見たことがあるのではないでしょうか?
ただのお鍋、ただの調理器具ではないんです。
ストウブでお料理をするといつものお料理がおいしく出来上がると評判なんですよ。
フランスの伝統的な製法で作られており、鋳鉄の熱伝導率や保温性の高さと、ホーローの遠赤外線効果という、良いところ取りをしたお鍋です。
見た目もおしゃれで上品な鋳物ホーロー鍋で、プロや料理研究家も愛用している品質の高い製品です。
しかし、決してお値段も安くはないですし、普通の家庭で使うのはどうなのか?と迷われている方、購入をためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ストウブ鍋には様々な形、種類、サイズがあるのでどれを購入すればよいか迷っている方もいることでしょう。
長く使えるお鍋なので、買って後悔しないようにストウブを使っている方の実際の声をまとめてみました。
今回はその中でも「ホットプレート」についての口コミをご紹介します。
ストウブをこれから購入しようと考えている方の参考になればと思います。
Contents
「ストウブ ホットプレート」の良い口コミ・評判
ここではストウブのホットプレートの良い口コミや評判をまとめています。
「ストウブ ホットプレート」の良い口コミ・評判①:調理時間が短縮できる
- お弁当や副菜作りに、小さめのフライパンの代わりに使っています。
- ラウンドで作るより早くできます。
- 薄型で小さいので短時間で料理が仕上がります。
他のストウブに比べてかなり薄型で鍋の庫内の容量が少ないので熱回りが良く短時間で料理が仕上がるという口コミが多くみられました。
無水調理できるくらいのしっかりとした蓋が付いているため、お好み焼きもふっくら短時間で仕上がります。
ホットプレートは「煮魚」「ワンポットパスタ」「アクアパッツァ」「貝のワイン蒸し」「生姜焼き」などなんにでも使うことができます。
浅さにより本体も軽くなるのでピコ・ココットラウンドよりも使い回りが良いという意見も見られました。
フライパンのようにも使えるため、もやしやキャベツなどの普通の野菜炒めがランクアップすると好評です。
美味しく仕上がる理由は、鋳物の蓄熱性・保温性の高さと、ホーローの遠赤外線効果によってじっくりと加熱されるから。
その一方で瞬間的に外側は焼き固めるので、内側に水分や旨みを閉じ込めます。
シャキシャキながらもしっかりと火が入って美味しいプロの炒め物が仕上がりますよ!
ホットプレートはファーストストウブとして選ばれることは少ないですが、ストウブを使いこなしているマニアからは一番便利だという意見も。
無水調理をメインで行わない方にとっては確かに一番便利です。
ご飯を炊くこともできますが、浅型なので他のストウブと比べると不向き。
しかし「パエリア」などの少し硬めに炊いてみんなで囲むご飯には最適ですよ!
「ストウブ ホットプレート」の良い口コミ・評判②:魚焼きグリルにも入る浅さ
- グリルに入れられて、そのまま食卓に出すことができて、簡単なのにオシャレ。
- グリルはオーブンよりも短時間で仕上げられて、大変重宝しています!
- ストウブにパン生地を入れて魚焼きオーブンで焼いています。
蓋まで合わせても8.6㎝と浅型なのがホットプレートの特徴。
蓋を外しても、蓋をしたままでも魚焼きグリルに入る浅さで、この特徴を活かしてお料理を楽しまれている方が多いです。
魚焼きグリルはオーブンよりも火力が強いため、短時間で仕上げることができたり、良い感じの焦げ目をつけるのに最適です。
「グラタン」「カレー」を入れ、チーズをのせて魚焼きグリルに入れるとチーズがこんがり焼けて、容器のまま熱々で楽しんでいる方が多いです。
一人分のハンバーグプレートも、蓋をして仕上げることでハンバーグがふっくらジューシーに熱々に仕上げることができます。
もちろん魚を置いて焼くことも。
ストウブの熱伝導の良さから、満遍なく加熱することができ、でも焼き過ぎにならずふっくらと、短時間で仕上げることができます。
最初は蓋をして蒸し焼きにして、最後に蓋を開けて焦げ目をつけても良いですね。
ホットプレートの形がラウンドとオーバルとありますが、どちらも直火、魚焼きグリル、オーブン調理、そのまま食器として大活躍で、様々な調理を万能にこなしてくれると好評です。
お魚調理が多かったり、人数が多いならオーバル型を選ぶと良いでしょう。
ラウンド型よりも深さがあるため容量が多いです。
「ストウブ ホットプレート」の良い口コミ・評判③:蒸し焼きがカリっとふんわり仕上がる
- 魚をオリーブオイルと塩胡椒で焼いたらこんがりふっくら美味しくできました。
- フライパンで焼くよりも美味しい!
- うなぎや焼き鳥などの温め直しも、硬くならずにふんわり仕上がった。
- ピコがついていないがといくに問題なく蒸し焼きできた
ホットプレートの蓋にはピコやシステラはついていません。
しかし他のストウブ同様重みのある蓋なので無水調理も可能で、無水調理を楽しまれている方も多くいらっしゃいます。
無水調理で食材の旨味が詰まった、「アクアパッツァ」「アサリの酒蒸し」「蒸し野菜」を作られている方も。
底面が広いので「焼き芋」をつくっても甘く美味しく作ることができますよ!
もしピコやシステラにこだわるならば、他のストウブの鍋の蓋を代用することができます。
また、私が持っているミナペルホネンコラボのココット・オーシャンの蓋にはシステラがついていました。
ピコやシステラがついていないメリットは、食材に降り注ぐ水分がやや少ないため、肉や魚の蒸し焼きは内側はふっくら、外はカリッと仕上がることです。
この特徴を生かして、「ムニエル」「焼き魚」「パン粉焼き」「餃子」「お好み焼き」などがこんがりふんわり美味しく作れると好評です。
ただの目玉焼きがとっても美味しく出来上がるとびっくりしている方もいらっしゃいましたよ!
遠赤外線効果で加熱されながらも、外側の余分な水分はすぐに蒸発させるため、内側に水分を閉じ込め、底部分はカリっと、卵はぷるっと仕上がります。
「ストウブ ホットプレート」の悪い口コミ・評判
ここではストウブのホットプレートの悪い口コミや評判をまとめています。
「ストウブ ホットプレート」の悪い口コミ・評判①:サイズ選びが難しい
- (23cmオーバル)1人用のグラタンには多いかな?
- (20cmラウンド)3人分には小さかった。
- 思ったより小さかった!
- 思ったより深さがなかった
ホットプレートのラウンド20cmの容量は0.75L、オーバル23cmは1.0L。
同じくらいのサイズと思われがちですが、この250mlの差が案外大きかったりするんです。
思ったより大きかった、思ったより小さかったなどのギャップがないように、しっかり調べたり、実際に店舗に行って見たりしましょうね!
私のおすすめとしては、1人〜2人分の料理にはラウンド、2人〜3人分の料理にはオーバルを選ぶと良いでしょう。
1人分の調理をしてそのまま器として使いたいならラウンドがおすすめですよ!
「ストウブ ホットプレート」の悪い口コミ・評判②:くっつきやすい
- くっつきやすいが、魚や卵、肉を焼くのに重宝しています。美味しく焼ける!
- 焼き調理に使うことが多いので焦げ付きが気になる
ホットプレートは他のシェイプと比較してグリル調理に使われることが多いです。
そのため、他のシェイプよりもくっつきやすい、焦げ付きやすいという意見がいくつか見られました。
- しっかりシーズニングをすること
- 油を敷いて熱すること
- 鍋がしっかり温まった状態で食材を入れること
この3点を守ることでくっつきにくくなりますよ。
また、もし焦げ付いてしまっても、内側がホーロー加工されているので焦げが取りやすいです。
どうしても取れない焦げも重曹さえあればするっと落ちるので、気にせずたくさん使いましょう!
「ストウブ ホットプレート」の悪い口コミ・評判③:蓋のピコがない…
- ピコがない…
- ストウブの特徴と言っても良いのに、ピコがないのはショック…
ストウブのホットプレートはあえてピコがついていないと販売店の店員さんから聞いたことがあります。
ホットプレートは浅型なので、無水調理というよりも焼き調理に使われることが多いシェイプ。
そのため、上記にも記したように、ピコやシステラがついていないことにより、食材に降り注ぐ水分がやや少なくなり、肉や魚の蒸し焼きは内側はふっくら、外はカリッと仕上げることできます。
この特徴を生かして、「ムニエル」「焼き魚」「パン粉焼き」「餃子」「お好み焼き」などが美味しく作れるんですよ♪
私が持っている、ミナペルホネンとのコラボのホットプレートにはシステラがついています。
もしもピコやシステラにこだわるなら、コラボのホットプレートを購入されるか、他の鍋の蓋を使っても良いですね。
ラウンドのホットプレートにはラウンドの20cm、ワナベのLサイズ、ココハンのLサイズの蓋が合います。
まとめ
今回の記事では、ストウブのホットプレートを実際に利用している方の口コミや評判を集めてみました。
サイズ選びが難しい、くっつきやすい、ピコがないなどの悪い口コミも少し見られましたが、それ以上に良い口コミが多く見られました。
とくに料理の仕上がりに関しては皆さん口を揃えて美味しいとの意見が!
ラウンド型なら、1人1つ持っておいてもよいシェイプですね!
ファーストストウブとして選ばれることは少ないシェイプですが、とても使い勝手の良いお鍋なので、ぜひこの記事を参考に購入されてくださいね!