バーミキュラの選び方

万能鋳物ホーロー鍋バーミキュラ・オーブンポット2のメリット・デメリット

バーミキュラは愛知県名古屋市にある、老舗の鋳造メーカー「愛知ドビー」から作られた、メイド・イン・ジャパンの鋳物ホーロー鍋です。

形状や鍋の厚さなど、様々な研究を行い、「世界一、素材本来の旨みを引き出せる鍋」=「世界一の鍋」を作ることに成功しました。

素材である鋳鉄が持つ、熱伝導率の良さ、ホーローの持つ保温性の高さと遠赤外線効果。

緻密に研究され、丁寧に作られた密封性の高い蓋によって、最高の無水調理ができます。

プロや料理研究家も愛用している品質の高い製品で評判も良いのですが、普通の家庭で使うのはどうなのか?と迷われている方、購入をためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

バーミキュラの鋳物ホーロー鍋は決してお安いお買い物ではないので、買って後悔しないように、オーブンポット2のメリットとデメリットをまとめてみました。

バーミキュラのオーブンポット2をこれから購入しようと考えている方の参考になればと思います。

 

メリット

ここではバーミキュラのオーブンポット2のメリットを6個ご紹介いたします。

 

無水調理や無水ベイクに最適!

「世界一、素材本来の味を引き出す鍋」として開発されたお鍋。

「無水調理」と「無水ベイク」という調理方法でそのおいしさを発揮します。

緻密に計算された蓋は、鍋との密封性をアップさせており、それにより食材の水分を逃さず無水調理を可能にします。

さらに、瞬間蒸発ホーローを採用することによって、食材の余分な水分を蒸発させ旨みを凝縮させることができます。

この、「無水調理」と「瞬間蒸発」の合わせ技で「無水ベイク」という調理方法が可能になり、美味しく料理をすることができます。

また、鍋の余分な部分を薄く削ったので加熱時間の短縮も可能になりました。

 

炒めものも簡単に美味しく作れる!

瞬間蒸発ホーローによって、鍋でありながらも炒めものが得意です。

「エナメルサーモテクノロジー」と呼ばれる瞬間的に余分な水分を蒸発させる機能によって、「チャーハン」を”振らずに”パラッパラに仕上げることができます。

ベチャッとしやすかったり、パラパラにしようと加熱しすぎるとポソポソになってしまいがちなチャーハンを、振ることなく作れるというのはとても魅力的です!

 

また、「野菜炒め」も得意としています。

瞬間蒸発により食材の外側をすぐにカリッと焼き上げつつも、食材の内側には旨みを含む水分を留めて外に逃さないので、手軽にシャキシャキ食感の野菜炒めを作ることができますよ。

深型ですし、振ることなく炒め物ができるので、コンロ周りの汚れも気にすることなくなりました。

 

世界一素材本来の味を引き出し、料理が美味しく仕上がる!

バーミキュラのオーブンポットは「世界一素材本来の味を引き出す」という目的で作られたお鍋。

オーブンポットで調理するだけで、いつもの料理がより美味しく仕上がると好評です。

それには秘密が2つ。

1つ目は0.01mmにこだわった蓋と本体の密封性の高さ。

素材から出た旨みを含んだ水分を鍋内に閉じ込めるので、食材の旨みや香りを存分に楽しむことができる無水調理が可能になります。

2つ目は軽量化されたお鍋。

バーミキュラの鋳物ホーローの性能を維持しながらも、鍋の肉厚を極限まで薄くしました。

これにより約30%の軽量化が実現されただけでなく、無水調理の調理時間を大幅に短縮することができました!

これまで約70分かかっていた無水カレーが約45分でできるだけでなく、野菜の味が甘く食感も柔らかく仕上がります。

 

蓋を立てることができて調理中場所を取らない

オーブンポット2の蓋は自立可能なセルフスタンディングリッドを採用しています。

そのため、調理中も蓋を立てることができるので場所を取らず置き場にも困りませんよ!

また、取手部分を素手で持っても熱くなりにくい「ヒートシールドジョイント」という機能を搭載!

これまでの鋳物ホーロー鍋でデメリットとされていた、蓋を素手で持てず、蓋の置き場所にも困るということが解消されています。

 

ガス、IH、オーブンなど様々な熱源に対応している。

オーブンポットは鋳物ホーロー製なので、ガスコンロだけでなくIHコンロにも対応しています。

そのため、引越しをしたときに熱源が変わっても使い続けることができますし、贈り物をする際などもお相手の熱源を気にする必要がありません。

また、蓋ごとオーブンでの調理も可能。

煮込み料理をしたり、ケーキやパンの型にすることもでき、オール熱源対応の便利なお鍋です。

 

リペアサービスやリクラフトプログラムの制度があり長く使い続けられる

バーミキュラには「リペアプログラム」と呼ばれる保証がついています。

使い勝手が良く、様々な調理方法に対応するお鍋なので毎日使うことができます。

しかし、使い込めば使い込むほどホーローが傷んでしまったり、少しづつ剥げてきてしまったり、どうしても取れない汚れができたりする場合もあります。

そんなときにはリペアプログラムを使うことができます。

バーミキュラのリペアプログラムによって再ホーロー加工で何度も修理でき新品同様に生まれ変わります!

カラー変更も可能になっているので、飽きることもなく長く使っていただけますよ。

 

それだけでなく、「リクラフトプログラム」という保証もあります。

これは今使っているお鍋を再溶解し新たなお鍋へと生まれ変わらせることができる制度のこと。

家族構成が変わり、これまでつかっていたものだと大きい、小さい、など。

暮らしの変化やライフステージに合わせてサイズを変えることができる、暮らしに寄り添ったリサイクルプログラムです。

これらの保証プログラムによって、まさに一生使い続けることができますよね。

 

デメリット

メリットも多いバーミキュラの鋳物ホーロー鍋ですがデメリットもあります。

ここでは、バーミキュラのオーブンポット2のデメリットを5つご紹介します。

 

鋳物ホーロー鍋の中では軽いが、やはり重さはある。

「重い…」というのは鋳物ホーロー鍋でよく言われるデメリット。

オーブンポット2はかなり軽量化されており、これまでのオーブンポット1と比較して、30%も軽量化されております。

しかしそれでもアルミのお鍋などと比較すると重さはあります。

使うときは置きっぱなしなので重さは感じませんが、運ぶときや洗うとき、収納するときに少々不便に感じます。

この重さによって料理が美味しく作れるのですが、重さによって扱いにくくなる場合もあります。

手の力が落ちている方や、小さいお子様がいらっしゃるご家庭ではとくに注意が必要です。

 

お手入れが必要

鋳物ホーロー鍋はホーロー加工されている部分は錆びにくいですが、鋳物が剥き出しになっている部分は錆びやすくなっています。

鍋や蓋の縁は、密封性をアップさせるためにホーロー加工がほどこされていないのでサビないようにケアが必要です。

特にお酢を使った料理は錆びやすくなるので縁に油を塗ってから調理をする必要があります。

ストウブのようにシーズニングは不要ですが、保管する際や長期間使用しない場合も油を塗って湿気のない場所に保管するようにしましょう。

 

値段が高い

値段についてもよく挙げられるデメリットです。

確かに安いお鍋だと数千円で手に入るので、桁がひとつ違います…。

他のお鍋だと数個手に入る値段ですが、その分長く使うことができ、長い目で見ると決して高すぎるというわけではありませんよ。

高品質な分、値段も高くなってしまうので、大きさやシェイプ、色など、失敗しないようによく検討されてくださいね!

購入するまでのハードルが高いですが、購入してからはどのご家庭でも大活躍だと思いますよ!

 

片付けるのに場所を取る

これもよく言われるデメリットですが、バーミキュラは大きいものだと特に収納場所を取ります。

また、見た目がおしゃれなので、見せる収納にしたり、インテリアの一部にしても◎

出しっぱなしにしていても生活感が出にくくおしゃれなのは魅力的です。

お気に入りのカラーや、ご自宅のインテリアに合ったカラーを選んでもよいですね。

 

自分に合ったサイズがわかりにくい

バーミキュラのオーブンポット2はサイズ展開が4種類あるため、ご自分に合ったシェイプやサイズがわかりづらく迷ってしまうことがあります。

せっかく高価なオーブンポットを購入するのに、失敗したくないですよね。

サイズ選びを失敗すると、料理がうまく作れなかったり、収納スペースを取ってしまったりします。

しっかりと家族構成やどのくらいの量作りたいかなどをイメージして、ご自分に合ったオーブンポット2を選びましょう!

 

まとめ

今回の記事では、バーミキュラのオーブンポット2のメリットとデメリットをご紹介しました。

再度まとめると、

メリット

  • 無水調理や無水ベイクに最適!
  • 炒めものも簡単に美味しく作れる!
  • 世界一素材本来の味を引き出し、料理が美味しく仕上がる!
  • 蓋を立てることができて調理中場所を取らない
  • ガス、IH、オーブンなど様々な熱源に対応している。
  • リペアサービスやリクラフトプログラムの制度があり長く使い続けられる

デメリット

  • 鋳物ホーロー鍋の中では軽いが、やはり重さはある。
  • お手入れが必要
  • 値段が高い
  • 片付けるのに場所を取る
  • 自分に合ったサイズがわかりにくい

 

特にデメリットは、どの鋳物ホーロー鍋にも言えることもありますが、購入の際に参考にされてくださいね!

 

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