ストウブにはさまざまなシェイプがありそれぞれどう違うかお悩みの方もいらっしゃると思います。
また、ストウブ鍋は本来とても使い勝手のよいものではあるのですが、サイズ感を間違ってしまうとそれも悪くなってしまいます…
そう聞くとストウブを選ぶ際にシェイプとサイズを迷ってしまいますよね。
なかなか買い直すものでもなく、決してお値段も安くないからこそ、後悔しないものを選びたいですよね。
この記事では、「【ストウブ・スチーマー】サイズの選び方|口コミや評判・サイズごとの使用用途を徹底解説」と題して、ストウブのピコココットラウンドのスチーマーセットの特徴や口コミ・評判、サイズごとのおすすめの家族構成や人数、使用用途を詳しくご紹介していきます。
初めてのストウブにどれを迎えるか悩んでいる方、ストウブの使い勝手に感動し2台目、3台目がほしいと感じている方におすすめの記事です。
ストウブの購入で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
Contents
- 1 ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットの特徴、仕様
- 2 ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセット 口コミ・評判
- 3 ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットの使い方
- 4 ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットのサイズの選び方、種類比較、目安量、おすすめは?
- 5 ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセット迷ったら多めに作れる大きいサイズを選んだ方が良い?!
- 6 ストウブピコ・ココットラウンド スチーマーセットのよくある疑問
- 7 ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットのメリット・デメリット
- 8 ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットのまとめ:サイズはよく考えて決めよう
ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットの特徴、仕様
ピコ・ココットラウンド スチーマーセット特徴や仕様をご説明する前に、ストウブについて簡単にご説明します。
フランス北東部のアルザス地方で誕生した、「ストウブ(staub)社」。
フランスの鋳物ホーロー鍋のパイオニアであるル・クルーゼを参考に有名シェフとともに考案され、今ではル・クルーゼと並んでフランスを代表する鋳物ホーロー鍋のトップブランドに成長しました。
ストウブ鍋は鋳鉄で作られたお鍋にホーロー加工が施されています。
鋳鉄の特徴としては、熱伝導率が高く、保温性・蓄熱性が高いことが挙げられます。
そのため鍋が一度温まると冷めにくく、弱火でもじっくりと食材に熱を加えることができます。
ホーローの特徴は、水に強いため錆びにくく、食材が張り付きにくくなるというメリットがあります。
まさに鋳物ホーロー鍋は、鋳鉄とホーローの良いとこどりをしたお鍋と言えます!
蓋も鋳鉄でできているので重量感はありますが、この重量感のおかげで鍋本体と蓋との隙間を無くし鍋内をしっかり密封することができます。
鍋内に食材から出た水分や栄養、香りをしっかり閉じ込めるので、素材の味が生かされ、料理がより美味しく仕上がります。
食材から水分が出て蒸発してしまうのではなく、鍋に再度降り注ぐ構造になっているため、食材から出る水分のみで無水調理も可能。
食材を入れるだけですが、野菜の旨味と甘味たっぷりのお鍋ができるので、私はこの無水調理で作ったお鍋が大好きです♪
対応熱源は、ガス火だけでなくIH、オーブン、炭火も対応のため、引越し先やリフォーム後の熱源を気にすることなく購入でき、料理の幅も広がり、長く使うことができます。
また、ギフトにも人気で、プレゼントする方の熱源を気にすることなく贈ることができます。
見た目はシンプルで、例えば黒ならシックでおしゃれ、赤ならパッと明るくなる可愛いデザイン。
料理を作ったまま食卓にサーブしたり、キッチンに出しっぱなしにしてもインテリアの一部になってくれるのでおしゃれです。
お気に入りのカラーや、インテリアに合ったカラーを選んでみるのも楽しいです。
シンプルがゆえに飽きのこないデザインと、優れた耐久性で長く愛用できるお鍋で人気ですよ。
煮物、無水調理、炊飯、揚げ物、炒め物、グリルなど様々な調理方法に対応するストウブ鍋はひとつ持っておきたい便利なお鍋です。
ここからは、ストウブのピコ・ココットラウンド スチーマーセットを知らない方のために、特徴を説明していきます。
どんな調理も万能にできるが、特に蒸し調理にピッタリ!
ストウブ ピコ・ココット ラウンドシリーズは、ストウブの代表的なシェイプで、どんな調理方法でも使うことができます。
特に煮込み調理・無水調理を得意とし、食材の旨みを閉じ込めた料理を作ることができます。
そのほかにも、揚げ物、炊飯、炒め物・焼き調理、蒸し調理、燻製などにも使用することができる万能鍋です。
そしてスチーマーセットは、ピコ・ココットラウンドの26cmにスチーマーがセットになったもので、蒸し調理と他の調理を同時に行うことができますよ!
大きめサイズのお鍋なので、たくさん量を食べるご家庭や、コンロの数が少ないご家庭におすすめのシェイプです。
素材の栄養や旨みを閉じ込め、いつもの料理がより美味しく仕上がる
ピコココットラウンド スチーマーセットをはじめ、ストウブの特徴は食材から出た栄養や旨みを素材にぎゅっと閉じ込める構造になっていること。
同じ食材や同じメニューでも、ストウブで調理することでお料理がより美味しく仕上がります。
- 旨味を逃さない
- 栄養を逃さない
- 旨味を引き立たせる
鋳鉄製の重厚感のある蓋で本体と蓋の隙間なく閉まるので、食材から出た水分だけで無水調理も可能◎
厚みのある鍋なので熱と蒸気を閉じ込め、じっくりと食材に火を通すことで食材の旨みをより引き出します。
お芋や米はじっくり加熱することでα化という糖化が進むため、「焼き芋」は糖度が高くしっとり、お米は甘くもっちり仕上がります。
他にも、野菜や肉をオリーブオイルで蒸し焼きにして、塩で味付けをするだけで絶品のメイン料理が出来上がりますよ。
シンプルな調理方法でも素材の旨みがたっぷりに仕上がるので、調味料をたくさん使う必要もなく、お料理が苦手な方こそ使っていただきたいです。
また、ストウブでは無水、もしくは少なめのお水で調理できるため栄養を逃すことなく調理することができます。
例えばかぼちゃはストウブで調理すると栄養成分である「αカロテン」は普通のお鍋の2倍の量といわれています。
水溶性ビタミンを含む野菜も、野菜の水分のみで加熱することができるので、茹で汁に栄養を逃すことなく仕上げることができます。
洗練された佇まい
ストウブは見た目がオシャレで出しっぱなしにしても様になる洗練された佇まいなことも特徴。
収納スペースがない方はキッチンに置いておくだけでもオシャレですね!
使い勝手が良いので、収納する間もなく使う、という方もいらっしゃいます。
ラウンドはサイズやカラーバリエーションが最も豊富なので、選ぶ楽しさもあります。
また、やや大きいサイズなので片付ける場所が少ない方にもおすすめですよ!
ご家庭のインテリアやキッチンのカラーに合わせて選んでみてくださいね!
蓋裏のピコ(突起)によるアロマレインでワンランク上の調理ができる
ピコ・ココットラウンドの蓋裏には、独自の突起であるピコが付いています。
食材から出た旨みや栄養を含んだ水分が重たい蓋によって鍋内に閉じ込められ、その蒸気をピコが捉えて水滴にもどり食材に満遍なく再度降り注ぎます。
アロマレインと呼ばれるこのシステムにより、水分を逃さず効率良く食材を加熱することができます。
食材にアロマレインが降り注ぐことで、パサパサしがちなお魚やお肉もふっくらとジューシーに、野菜は甘みが引き出され、じゃがいもやかぼちゃなどは煮崩れがないのに柔らかくほっくりと仕上がりますよ!
下では煮物や汁物を作って、上では蒸し調理をしてもしっかり熱が入ります。
ガス・IH・オーブン・炭火などあらゆる熱源に対応し、どのご家庭でも使える!
ピコココットラウンド スチーマーセットは他のストウブ鍋と同様、ガス火での調理はもちろん、IH、オーブン、炭にも対応しています。
鍋底が平らなため、IHでも使うことができます。
また、スチーマーを取れば蓋ごとオーブンに入れることも可能◎
オーブンで煮込み料理を作るとコンロが空くのでおすすめです。
オーブン調理はとても手軽なので、お料理が好きな方だけでなく、お料理が苦手な方にも、是非とも試していただきたい調理法です。
じっくり火を通す場合や、ハード系のパンを焼く場合、スイーツやパンの型としても使用できます。
料理の幅が広がり、あらゆる料理が作れますね!
ここまでひとつの鍋でできるのも驚きですが、最後は炭火調理。
炭でも調理が可能なので、キャンプにも持っていきたいですね!
キャンプでは、燻製を作ったり、ご飯を炊いたり、煮込み料理をしたり、パンを焼いたりなど、ダッチオーブンの代わりを果たしてくれます。
ダッチオーブンよりもお手入れが簡単で、ピコによってより美味しく仕上がるのでおすすめです。
キャンプに持って行く機会が多いなら、すすの汚れが目立ちにくいブラックがおすすめです。
どの調理方法でも注意点はたった一つ、「強火にしないこと」。
お鍋を長持ちさせるためにもこれだけは守りましょう。
どんな熱源にも対応しているので、引越しやリフォームで熱源が変わっても長く使い続けられますし、贈り物の際もお相手の熱源を気にしなくても良いのも嬉しいポイントです!
ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセット 口コミ・評判
ピコ・ココットラウンド スチーマーセットを実際に購入し使用している方の口コミや評判をまとめてみました。
実際使用している人の声はとても参考になりますよね!
良い口コミ・評判|同時に調理できるので時短!プリン、茶碗蒸しが濃厚に美味しく仕上がった!
- プリン、茶碗蒸し、蒸しパン、肉まんなど、ストウブの活躍の幅が広がる♪
- プリンが特に美味しく濃厚に仕上がった!
- 下でスープを作り、スチーマーで鶏を蒸した。時短調理が叶う♪
- お野菜がたくさん入り、素材本来の味が活かされとてもおいしかった!
→ストウブのピコココットラウンド スチーマーセットの使い勝手の良さや、料理が美味しく仕上がることについての口コミや評判が多くありました。
スチーマーとして蒸し調理に使うことはもちろん、ココットのみでも使用することができ、幅広い使い方ができて使い勝手が良いので毎日使っている方もいらっしゃいました。
悪い口コミ・評判|洗うときに重さを感じる…大きいサイズしかない…
- 洗うときが重たくて大変…。
- ストウブの26cmのレシピ本がない。
- スチーマーのサイズが26cmしかない。
→ピコココットラウンド スチーマーセットの重さやサイズ選びの難しさについての口コミや評判がいくつか見られました。
ストウブの特徴のひとつでもありますが、ステンレスやアルミの鍋と比べて重量があるのがデメリット。
また、蓋も鋳鉄製でしっかりと密封できますが、その分蓋も重量感があります。
重いので片付けずにキッチンに出しっぱなしにしても、インテリアとしても様になるオシャレな外観なのは魅力的ですね。
ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットの使い方
焦げ付きにくく効果的に使うために。シーズニングのやり方
ストウブ鍋の使い勝手をアップさせるには食材が鍋にくっつきにくくすることです。
さらにせっかく高いお鍋なので長く使いたいですよね。
それならば「シーズニング」というお手入れを丁寧に行ってあげましょう。
簡単な作業ですが、使い勝手アップ、長持ちする、というメリットたくさんです。
購入して初めて使うとき、鍋の内側が白く乾燥してきたとき、焦げ付きやすくなってきたと感じるタイミングで行いましょう。
シーズニングのやり方
- 鍋を中性洗剤とお湯で洗い、よく乾かす。
- キッチンペーパーなどを使って鍋の内側に油を馴染ませ、弱火に3〜4分かける。
- 加熱が終わったら余分な油を拭き取る。
詳しくはこちら:ストウブを大切に使うためのメンテナンス「シーズニング」│使い始めと正しいお手入れ方法
ピコ・ココットラウンド スチーマーセットサイズ
ピコ・ココットラウンド スチーマーセットのサイズは26cmのみの1種類です。
お手入れ・シーズニング
ピコ・ココットラウンド スチーマーセットを普段お手入れする際は、スポンジを使って中性洗剤で優しく洗ったあと、よく乾かすだけです。
スチーマーも含め全て食洗機も使うことができますよ。
ピコ・ココットラウンドのサイズが26cmなのでやや重たくなっています。
気をつけて洗いましょう。
鍋の内側がカサカサとなったり、白っぽくなったりしたら乾燥してきた証拠。
このように乾燥してきたり、鍋壁に食材がこびりつくようになってきたら「シーズニング」を行なってあげましょう。
鍋に薄く油を塗り、3〜4分加熱して油を馴染ませてあげるだけで、長く快適にストウブを使うことができますよ。
ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットのサイズの選び方、種類比較、目安量、おすすめは?
ストウブのサイズの選び方は基本、「何人分の料理を作りたいか」、「どんなものを作りたいか」が肝心です。
もしメイン料理作りに使いたいと考えているなら、いっぱい入る大きめサイズがよいですし、副菜作りや1〜2人暮らしで使いたいと考えているなら小回りがきく小さめサイズがおすすめです。
サイズ感や何人家族におすすすめか、どんな調理に向いているかも含めて紹介します。
ピコココット ラウンド スチーマーセット26cm
ピコココットラウンドのスチーマーセットの容量は、5.25Lと大きめの作り。
ココットとして使用できたり、スチーマーとして使用できるだけでなく、ココットとスチーマー同時に調理することができるので時短調理が叶う代物ですよ。
大きめサイズなので、4人以上のご家庭におすすめのサイズです。
コンロが少ないご家庭、よく食べるご家庭は1つ持っておいて損はありませんよ!
スペック
直径 | 26cm | 高さ | 23.7cm |
重さ | 6.56kg | 高さ(蓋除外時) | 11.8cm |
容量 | 5.25L | 長さ | 33.0cm |
底の直径 | 21.7cm | 幅 | 26cm |
ピコココットラウンド スチーマーセットを使った料理例
- プリン
- 蒸しパン
- 肉まん
- 蒸し鶏
- 蒸し野菜
ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセット迷ったら多めに作れる大きいサイズを選んだ方が良い?!
ピコ・ココットラウンド スチーマーセットは26cmの1サイズしかないため、異なるサイズが欲しい場合は、ピコ・ココットラウンドや、ブレイザーなどから選ぶと良いでしょう。
ストウブピコ・ココットラウンド スチーマーセットのよくある疑問
ピコ・ココットラウンドとピコ・ココットラウンド スチーマーセットの違いは?
ストウブの中で一番有名な、ピコ・ココットラウンドとの比較をしてみましょう。
ピコ・ココットラウンド スチーマーセットは、ピコ・ココットラウンドの26cmにスチーマーがついた物です。
ピコ・ココットラウンドとしても使うことができますし、スチーマーを重ねることで、上と下で同時に調理をすることもできます。
ピコ・ココットラウンド スチーマーセット寿命は?
ピコ・ココットラウンド スチーマーセットの寿命は他のストウブと同様です。
スチーマー部分はステンレス製です。
錆びにくくはありますが、傷まないように大切に扱いましょう。
使い方や頻度にもよりますが、シーズニングなどの手入れを丁寧に行えば20年ほど持つと言われています。
誤った使い方をすると、鍋内のホーロー加工が傷んでしまい長くもたないので以下の点に注意しましょう。
- 金属の調理器具は避け、木製やシリコン製のものにする。
- 金たわしやクレンザーなどの研磨作用のある洗剤は使わない。
- 鍋が割れてしまうので強火で使わない。
- 鍋が割れてしまうので、急激に冷やさない
決してお安くないお鍋だからこそ、長く大切に使いましょう。
ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットのメリット・デメリット
蒸し調理を特に得意とし、幅広い調理方法ができるので料理のレパートリーを増やすことができるピコ・ココットラウンド スチーマーセット。
改めてメリットとデメリットを見ていきましょう!購入の参考にしてくださいね!
メリット
- 蒸し調理に最適!
- ココットとスチーマー同時にも別々でも使うことができる!
- 食材に旨味や栄養を閉じ込め、普段の料理がより美味しくなる!
- 収納場所を多く取らない
- ガス、IH、オーブンなど様々な熱源に対応している。
デメリット
- 重い、蓋も重い
- 片付けるのに場所を取る
- サイズが1つしかない。
より詳しくストウブのメリット、デメリットを知りたい方はこちら
あわせて読みたい:万能鋳物ホーロー鍋ストウブ(staub)のメリット・デメリット
ストウブ ピコ・ココットラウンド スチーマーセットのまとめ:サイズはよく考えて決めよう
今回の記事では、「【ストウブ・スチーマー】サイズの選び方|口コミや評判・サイズごとの使用用途を徹底解説」と題してストウブのピコ・ココットラウンド スチーマーセットの特徴、選び方やサイズ展開、おすすめの使用方法などを紹介してきました。
ストウブは決して大が小を兼ねるものではありません。
ピコ・ココットラウンド スチーマーセットは大きくて大人数分の料理を作ることができますが、あまりにも食材が少ないと本来のストウブの実力を発揮できない場合があります。
また、大きいと重たくなるので、使い勝手が悪いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
そのためぴったり合ったサイズで購入するとより良いですよ。
この記事を参考にして、ピコ・ココットラウンド スチーマーセットをゲットしてみてくださいね!
最後に簡単にまとめると、
ピコココットラウンド スチーマーセットはこんな方におすすめ↓
- 蒸し調理をよく行う方
- たくさん食べる方や4人以上のご家庭の方
- 時短調理をしたい方
- いつもの料理をワンランク上の美味しい仕上がりにしたい方
- 料理の幅やレパートリーを増やしたい方
- おしゃれな見た目の鍋を求める方
- 使い勝手が良い鍋をお求めの方