ストウブの選び方

【ストウブ鍋のメリットその9】他の鍋よりも"断然"食材・メニューの美味しさが際立つ!

ストウブ鍋は決してお安いお買い物ではないですし、日々使うにしてもやや重みがあったり、お手入れの必要があったりと普通のお鍋よりも大変です。

しかし、そんなお鍋をわざわざ使う理由は、こういったデメリット以上のメリットがあるからなんです!

今回の記事では、「【ストウブ鍋のメリットその9】他の鍋よりも"断然"食材・メニューの美味しさが際立つ!」と題して、ストウブ鍋で料理すると美味しく料理が作れる秘密をお伝えしますね!

同じ食材や同じメニューでも、ストウブで調理することで

  • 旨味を逃さない
  • 栄養を逃さない
  • 旨味を引き立たせる

ことができるんです!

それぞれ詳しくご説明していきますね!

 

蓋によって食材から出る旨味を逃さない

ストウブの特徴、鋳鉄製の重い蓋と「ピコ」による旨味の蒸気と水滴、「アロマレイン」。

鋳鉄製の重い蓋で、鍋本体と蓋の密閉性をアップさせ、鍋内に水分・旨み・香りを閉じ込めます。

 

鋳鉄製の厚手のお鍋でじっくりと加熱することで、食材から水分がじんわり出てきます。

この水分には素材がもつ旨みや香り、栄養が凝縮されています。

この旨みや香りを含んだ水分が加熱され蒸気となり鍋内に充満します。

蒸気が蓋につき、ピコにあたることで再度水滴となり食材に降り注ぎます。

 

ピコがついていなければ鍋の縁に流れてしまいますが、ピコにより鍋全体に満遍なく降り注いでくれるんです。

アロマレインと呼ばれるこの旨みを含んだ雨により、素材の旨みを逃しません!

また、アロマレインにより蒸気で包まれながらじんわり加熱されるので、パサパサしがちなお肉や魚はふっくらジューシーに、じゃがいもなどの野菜はホクホク柔らかく仕上がります。

 

ストウブ鍋で作った「アクアパッツァ」は塩のみの味付けで旨みたっぷり、魚は臭みなくふんわり仕上がります♪

「肉じゃが」も煮崩れないのに柔らかく、野菜の旨みや甘みたっぷりに仕上がりますよ!

素材本来の旨みが凝縮されているので、調味料をたくさん使う必要もなく、お料理が苦手な方こそストウブ鍋を使っていただきたいです。

 

素材本来の栄養を逃さない上に、栄養価もアップ!

ストウブ鍋では重たい蓋によって鍋内に水分を閉じ込めるので、無水、もしくは少なめのお水で調理することができます。

野菜の下茹でだとしても、野菜を洗って少し水分がついたまま鍋に入れて加熱するだけで、茹で調理が可能に!

このように調理することで、茹で汁に栄養素が流れ出ることなく仕上げることができるんです。

 

特に、ブロッコリーやほうれん草は上記のような茹で方が最適。

理由は水に溶け出しやすい水溶性のビタミンCやミネラルなどの栄養素を多く含むからです。

ブロッコリーはストウブで調理することで、栄養残存率は90%以上を超えるとデータがあります!

 

また、栄養価の面だけでなく、旨みも凝縮。

水っぽくならずに野菜本来の甘みや旨みが濃く感じられます!

他にもストウブで調理することによって、栄養の流出が抑えられるだけでなく、栄養価がアップするものもあるんです!

「水溶性食物繊維」「ポリフェノール」「アミノ酸」「ビタミン」などの栄養価がアップします。

かぼちゃもストウブで調理すると栄養成分である「αカロテン」は普通のお鍋の2倍の量になると言われています。

調理する鍋を変えるだけで栄養価がアップするなんて、ストウブ鍋は最強ですね!

 

鋳物ホーローにより、素材が持つ本来の旨味を引き立てる

ストウブ鍋は鋳鉄でできているお鍋に独自のホーローがコーティングされたお鍋です。

厚手で熱伝導性の高い鋳鉄により鍋の温度がじっくりと上がり、弱火でも十分加熱できるようになります。

また、ホーロー加工により遠赤外線が発生し、内部までじっくりと加熱されます。

鋳物×ホーローでじんわり加熱されることで食材の旨味を引き立てることができるんです!

 

厚手のお鍋がじっくりと加熱する

厚手のお鍋でじっくりと加熱した料理の仕上がりが一番わかりやすいのが「焼き芋」だと思いますのでこちらでご説明します。

さつまいもに含まれるでんぷんが加熱されると甘味成分である麦芽糖に変化します。(これを糊化・アルファ化と呼びます)

変化する際に必要なのが、さつまいもに含まれるβーアミラーゼという消化酵素が働くこと。

そしてこの消化酵素がたくさん働くのが70℃前後で、この温度を保つことが甘い焼き芋を仕上げる秘訣です。

 

ストウブ鍋で弱火で調理すると、自然とこのβーアミラーゼが働きやすい温度を保つことができるので、焼き芋が糖度高くしっとり仕上がるんです♪

しっとりしてとても美味しいですよ!

さらに余分な水分を加えることもないので、水っぽくなったり、栄養価や旨みが溶け出る心配もありません。

同様に、お米もじっくり加熱することで米の内部に十分に水分が浸透し、熱が加わるので、甘くもっちり炊き上がります。

 

遠赤外線効果で内部まで加熱する

ここで遠赤外線効果で料理できることについてご説明します。

遠赤外線は電磁波の一種で、発生した遠赤外線が食材表面で吸収されて熱に変わり、内部に伝わっていくことで内部まで熱が伝わります。

 

例えばお肉は、発生した遠赤外線がお肉表面を素早く焼き固め、内側に遠赤外線が伝わり旨みを引き出しながら焼き上げます。

表面は素早く焼き固めてくれることで内部に旨みをギュッと閉じ込めてくれ、ジューシーなお肉が焼き上がるんです♪

お魚の場合も同様で、皮はパリパリ、身はふっくらと均一に焼き上がります。

 

まとめ

今回の記事では、「【ストウブ鍋のメリットその9】他の鍋よりも"断然"食材・メニューの美味しさが際立つ!」と題して、ストウブ鍋で作ると美味しく料理ができる秘密をお伝えしました。

ストウブで調理することで、特別なことをせずとも「旨味を逃さない」「栄養を逃さない」「旨味を引き立たせる」が叶うんです!

ぜひストウブ鍋で料理を作って、そのおいしさを感じてみてくださいね♪

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