ストウブ鍋が人気の理由のひとつはさまざまな熱源に対応していることが挙げられます。
結論から言うと、ストウブ鍋は、ガス火での調理はもちろん、IH、オーブン、炭にも対応しています。
お引越しやリフォームで熱源が変わっても使い続けることができたり、ギフトで購入する際にお相手の熱源を気にしなくて良いのは嬉しいポイントですね。
今回の記事では「【ストウブ鍋のメリットその3】全ての熱源に対応している」と題して、ストウブ鍋が対応する熱源についてと、それぞれの特徴をご紹介していきます。
Contents
もちろん「ガスコンロ」で使える
まずは一番オーソドックスなコンロ、ガス火についてご紹介します。
ガスコンロ使用者は7割強と言われており、一番オーソドックスと言える熱源です。
もちろんストウブ鍋はガスコンロ対応です。
ガスコンロでの調理だと火力がわかりやすく火加減の調整しやすかったり、3口同時調理しても高火力で使用できたりするメリットがあります。
小さなストウブ鍋はサポーターの五徳をつけることで安心して使うことができます。
かなり大きなサイズのストウブ鍋やオーバル型の鍋でコンロからはみ出てしまっても、ストウブ鍋は蓄熱性が高いので鍋全体が温まることで食材に火が通るので安心。
ガスコンロだと鍋底が反応しないということがなく、サイズも特に選ばないので安心ですね!
ガスコンロはコンロ周りの掃除がしにくいというデメリットがあります。
しかしストウブ鍋は蓋の重みにより吹きこぼれがしにくいです。
コンロ周りを汚すことなく使えるのはとてもありがたいですよね♪
IH(電磁誘導加熱)でも使える!
ストウブは鋳鉄製で鍋底が平らなため、IH(電磁誘導加熱)でも使うことができます。
IHの利点は火を使わないので安全性が高いということが一番に挙げられます。
また、IHはフラットな面なので、もし吹きこぼれたり汚れたりしても、さっと吹くだけで簡単にお掃除をすることができますよね。
タイマーがあるメーカーもあるので、煮込み料理や炊飯も電源を切る手間がかからずにすることができますよ!
IHでのちょうりでは熱の立ち上がりが早く、すぐに中火以上でも加熱することができます。
お鍋が温まってしまえば弱火でも十分に加熱が可能になりますよ!
しかし、ストウブのサイズによっては、IHが反応せず対応外のものもあります。
ストウブの12cm以下の小さいサイズはIHの説明書を確認してから購入するようにしましょう。
また、サイズが大きすぎるものやオーバル型は端まで熱が通りにくく、加熱ムラが起こりやすいです。
他の材質のお鍋と比較して、蓄熱性が高いので鍋全体が温まってしまえば加熱ムラの頻度は減りますが、炊飯には不向き。
汁物作りや煮物には問題なく使用できます。
ご家庭の熱源がIHなのは全体の2割〜3割ほどだと言われています。
しかし、ご自宅がガスコンロだとしても卓上ではIHを使っているというご家庭もあるのではないでしょうか。
私は安全面も考慮すると食卓では卓上IHを使いたいと思います。
ガス火にもIHにも対応していると、このようなご家庭でも鍋を変える必要なく食卓にサーブできるので便利ですよね!
ストウブ鍋は蓋ごとオーブンに入れることができる!
オーブン調理はプロの調理方法に見えて、実は簡単!
お料理が好きな方だけでなく、お料理が苦手な方にも是非とも試していただきたい調理法です。
とても簡単ながらも凝ったようにも見えるからです。
ストウブ鍋は蓋のノブも耐熱性なので、蓋ごとオーブンに入れることができます。
そのため、蓋をしてオーブンに入れることでじっくり火を通す煮込み料理をすることができますよ♪
「ポトフ」「牛ほほ肉の煮込み」「おでん」など普段の料理にも、パーティ料理にも◎
また、スチームオーブン要らずにハード系のパンを焼くことができるのも嬉しいポイントです!
別で購入したら高いスチームオーブンの代用になり、収納場所の節約にもなるのでありがたいですよね。
その他にも、「グラタン」などをコンロで作って仕上げにオーブンに入れてチーズを焦がしたり、スイーツの型として使用したりもできます。
ストウブのメリット2のオーブン調理でも述べているので詳しくはそちらをご覧ください。
ストウブ鍋は炭火でもつかえる!ダッチオーブンの代わりになる!
ここまでひとつの鍋でできるのも驚きですが、最後は炭火調理。
炭でも調理が可能なので、キャンプにも持っていきたいですね!
キャンプでは、ご飯を炊いたり、煮込み料理をしたり、パンを焼いたり、燻製を作ったりなど、ダッチオーブンの代わりを果たしてくれます。
こんなにたくさんの調理ができるなんて、アウトドアでも料理の幅が広がり嬉しいですよね!
ストウブ鍋での調理は、蓋の「ピコ」によって、水分が蒸発しにくく、ジューシーな、しっとりとした仕上がりになります。
ダッチオーブンもストウブと同じ鋳物鍋ですが、ダッチオーブンよりも錆びにくく、お手入れが楽ちんなんです♪
ダッチオーブンとの違いは、ストウブは鋳物鍋にさらにホーロー加工が施されていること。
ただのホーロー加工ではなく、独自の「黒マットエマイユ加工」です。
このホーロー加工により錆びにくかったり、焦げ付きにくかったりします。
さらに小さな凹凸のあるホーロー加工なので、小さな熱の対流が起こり、旨みが凝縮されるんです。
さらにホーローの特徴である遠赤外線効果でじっくりと旨みを引き出しながら加熱してくれます。
ダッチオーブンは鋳物が剥き出しなので、すぐに洗ってよく乾かし、毎回オイルを塗らなくてはいけないので手間がかかってしまいます…。
しかしストウブ鍋はシーズニングはたまにで良いですし、ホーロー加工のおかげで錆びにくくなっています。
まさに鋳物鍋とホーロー鍋のいいとこ取りをしたものがストウブなんです!
また、ダッチオーブンはキャンプでしか使いませんが、ストウブはキャンプ以外でも使うことができます。
先日アウトドアショップでダッチオーブンを持ってみましたが、かなり重かったです…
お手入れの手間もありますし、重さに関してもなかなか普段使いしにくいなと感じました。
ストウブ鍋をキャンプにも使用したい場合は、カラーのストウブよりも黒のザラザラしたものを選ぶようにしましょう。
ブラックは他のカラーと違い、表面がザラザラしたホーロー加工です。
汚れが目立ちにくいためブラックがおすすめですが、もしススで汚れてしまった場合でも、重曹で簡単に落とすことができます。
カラーのストウブでももちろん使うことは可能ですよ!
表面のカラーが剥がれる可能性があるので、火力には要注意です。
強火で使わないように、使った後すぐに冷水につけるなどの急激な温度差を与えないようにしましょう。
汚れやカラー落ちが気になる場合は、黒のザラザラしたものがおすすめですよ。
ストウブ鍋を使ってアウトドアで作るおすすめの料理は
「ご飯」「カレー」などの定番のものから、「牛肉の赤ワイン煮込み」「まるごとローストチキン」「アクアパッツァ」「手捏ねパン」など幅広い料理が作れます!
ストウブ鍋を火にかける際には急激な温度差に注意すること
どの熱源でもそうですが、注意点はたった一つ、急激な温度差に注意することです。
これには「強火にしないこと」と「急激に冷やさない」ことが当てはまります。
鋳物鍋は急激な温度変化が苦手なため、お鍋を長持ちさせるためにもこれだけは守りましょう。
特に火力がわかりにくい炭火では要注意です!
もし焦げてしまってもすぐに冷水を入れずに冷めるまで待ちましょう。
すぐに冷水につけてしまったら急激な温度差で割れてしまう可能性があります。
大切に使って長持ちさせてあげてくださいね!
ストウブがさまざまな熱源に対応しているメリットは贈り物にも最適なこと!
このようにストウブ鍋はガス火にもIHにも対応しているので、贈り物としてストウブを選ぶ際も贈り手としてももらう側としてもありがたいですよね。
お相手の熱源を気にすることなくプレゼントできるのは嬉しいポイントです。
贈り物に選ぶなら、18cm〜22cmのココットがおすすめです。
1人〜2人暮らしだと18cm〜20cmが炊飯でも汁物でも煮物でも作り置きでもなんでも使えるサイズです。
3人以上だと20〜22cmが2人分+αのお料理を作ることができるのでおすすめサイズです。
結婚祝いや引っ越し祝いに選ばれることが多いので、ピコココットラウンドの20cmを選ぶと失敗が少ないでしょう。
料理本にもよく掲載されているサイズは20cmなので参考にしやすいため、ファーストストウブは20cmがおすすめですよ。
また、ご自身のお引越しやリフォームの際も熱源を気にする必要が無いため、買い直す必要がなく、長く使うことができるのも嬉しいポイントです。
まとめ
今回の記事では「【ストウブ鍋のメリットその3】メリット:全ての熱源に対応している」と題してストウブ鍋が対応している熱源についてご紹介してきました。
ガス、IH、オーブン、炭火と全ての熱源に対応しているのでどのご家庭でも使うことができます。
ストウブ鍋は丈夫で長く使うことができるお鍋なので、その間にも引越しやリフォームなどの生活環境の変化もあるかもしれません。
その際も気にせずに愛用していたお鍋を使い続けることができるのは嬉しいポイントですよね。
他にもストウブ鍋のメリットをまとめているのでそちらもご覧くださいね。
あわせて読みたい:【ストウブ鍋のメリット9選+1選】なんでも調理できる魔法のお鍋!