ル・クルーゼは鋳物ホーロー鍋のパイオニアで、フランスの伝統的な製法で作られている、おしゃれかつ上品なキッチンウエアブランド。
鋳鉄製なので熱伝導率や保温性も抜群で、ル・クルーゼでお料理をするといつものお料理がおいしく出来上がると評判です。
プロや料理研究家も愛用している品質の高い製品で評判も良いのですが、普通の家庭で使うのはどうなのか？と迷われている方、購入をためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋には様々な形、種類、サイズがありますが、買って後悔しないように、ル・クルーゼのメリットとデメリットをまとめてみました。
ル・クルーゼをこれから購入しようと考えている方の参考になればと思います。
Contents
メリット
ここではル・クルーゼのメリットを5個ご紹介いたします。
煮る・焼く・揚げる・炊飯・蒸すなど様々な調理方法に対応！
ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋は様々な調理方法に万能に対応しています。
シェイプにもよりますが、ほとんどのシェイプで鍋ひとつ持っておけば、煮る・無水調理はもちろん、焼く・炊飯・揚げる・蒸すなどの幅広い調理方法で、さまざまな料理を作ることができます。
ル・クルーゼの魅力の一つですが、炊飯も簡単にでき、蒸らす時間も含めて30分で炊き上がるので炊飯器要らずです。
お好みでおこげもつけることができますよ！
ル・クルーゼの鍋で調理をすることで旨みを際立たせることができる！
ル・クルーゼのお鍋で調理をするだけで美味しく仕上がります。
その秘密は鋳物ホーロー製ということ以外に蓋の特徴が2つあり、「ドームエフェクト」と呼ばれるドーム型の蓋と、「スチームコントロール」と呼ばれる蓋の隙間。
まず、「ドームエフェクト」について。
蓋がドーム型に膨らんでいることで効率よく熱が鍋内に回るので食材の内側からじっくりゆっくり加熱され、蒸気が食材を包み込みます。
これにより野菜が甘くしっとり仕上がり、肉や魚は旨みが凝縮されジューシーながらもふっくら柔らかく仕上がります。
味付けは塩のみでも、野菜がとにかく甘く仕上がり、素材の味が濃厚に感じられて美味しいですよ！
無水カレーでは、人参や玉ねぎが甘く仕上がり、じゃがいもはしっとり仕上がりながらも荷崩れなく仕上がります。
無水鍋では、白菜が甘く仕上がり、お肉は柔らかく仕上がりますよ！
「スチームコントロール」は蓋にわずかに隙間が空いています。
この隙間によってゆっくり均一に蒸気が抜けることで、食材の雑味を逃し素材本来の旨みを凝縮します。
また、吹きこぼれもしにくく安全に設計されていますよ！
おしゃれな見た目で、鍋のままテーブルに出せる！
ル・クルーゼのお鍋はおしゃれなデザインでも知られています。
カラーも明るく、見た目がおしゃれなので、鍋のままテーブルに出しても映えますよ！
そのためパーティなどにもおすすめです。
また、おしゃれなだけでなく、保温性にも優れているので、温かいまま料理を召し上がることができます。
収納する際にも、しまうのではなく、見せる収納にしてもおしゃれ。
片付ける間もなく使ってしまうという意見もあるように、コンロに出しっぱなしにしている方もいますが、それでも生活感が出にくくおしゃれなキッチンを演出してくれます。
キッチンにお気に入りのお鍋があるだけでテンションがあがり、料理のモチベーションが高まりますよね♪
そのため、あえて収納していない、コンロに出しっぱなしにしている、という方もいらっしゃいました。
ル・クルーゼはカラー展開やシェイプ・サイズ展開も豊富なシリーズなので、自分の好きな色を見つけてキッチンに置くだけでテンションが上がること、間違いなしです！！
保温性が高いので、調理時間を短縮できたり、光熱費が節約できたりする！
ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋は保温性、蓄熱性が高いので、加熱時間が短く済み光熱費が節約できますよ！
料理を温かいまま食卓に出すことができたり、煮込み調理をする際にとても役立ちます。
ル・クルーゼの鍋に最初に食材や調味料を入れたらあとはほとんど手間がかかりません。
最初は中火で加熱し、蒸気が出てきたらあとは弱火でコトコト煮込むだけで美味しく仕上がるため、お料理が苦手な方にもおすすめ。
弱火なので吹きこぼれる心配も少なくいです。
また、蓄熱性が高いので、火を止めても余熱で調理してくれます。
強火にする必要なく（むしろお鍋が痛んでしまうので強火にしてはいけません！）、余熱でも調理ができるので、光熱費が節約できたり、コンロを占領せず時短調理ができますよ！
ル・クルーゼのお鍋で並行して料理をする際は、蓄熱性を活かして以下の順序で進めると効率的です。
- 煮物や煮込み料理
- 炊飯
- 汁物
- グリル調理、焼き物
ガス、IH、オーブンなど様々な熱源に対応している。
ル・クルーゼ鍋は鋳物ホーロー製なので、ガスコンロだけでなくIHコンロにも対応しています。
底面のサイズによっては対応外のものもあるので確認が必要ですが、14cm以上の鍋口のお鍋は基本的には問題なく使用できます。
そのため、引越しをしたときに熱源が変わっても使い続けることができますし、贈り物をする際などもお相手の熱源を気にする必要がありません。
また、蓋ごとオーブンでの調理も可能。
煮込み料理をしたり、ケーキやパンの型にすることもでき、オール熱源対応の便利なお鍋です。
デメリット
メリットも多いル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋ですがデメリットもあるので6個ご紹介します。
重い…
ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋で最もよく挙げられるデメリット「重い…」
本体だけでなく蓋も鋳鉄でできているので、重さはずっしり感じます。
使うときは置きっぱなしなので重さは感じませんが、運ぶときや洗うとき、収納するときに少々不便に感じます。
一般のお鍋と比較するとかなり重さがあり、さらにサイズが大きくなるにつれ重さが増していきます…
この重さによって料理が美味しく作れるのですが、重さによって扱いにくくなる場合もあります。
さらに食材を入れるとより重たくなってしまいます。
手の力が落ちている方や、小さいお子様がいらっしゃるご家庭ではとくに注意が必要です。
重さがネックだと感じる方は、20cm以下のサイズだと比較的重さが気にならないですよ！
お手入れが必要
ル・クルーゼは鋳鉄でできているため、水が苦手です。
そのため、鍋を洗ったあと濡れたままにしておくと錆びやすくなってしまいます。
使用後は早めに洗い、水分をしっかり拭いて乾かしてあげましょう。
また、エナメルコーティング（ホーローコーティング）が施されているので、他の鉄鍋と比較すると錆びにくくはなっていますが、間違った使い方をするとホーローが剥がれてしまったり欠けてしまったりする場合があります。
金属製のヘラなどの調理器具の使用を避けることや、急激な温度変化は避けるようにしましょう。
このように、優しくお手入れをする必要があるお鍋ではありますが、その分愛着も湧いてきますよ！
値段が高い
値段についてもよく挙げられるデメリットです。
確かに安いお鍋だと数千円で手に入るので、桁がひとつ違います…。
他のお鍋だと数個手に入る値段ですが、その分長く使うことができ、長い目で見ると決して高すぎるというわけではありませんよ。
高品質な分、値段も高くなってしまうので、大きさやシェイプ、色など、失敗しないようによく検討されてくださいね！
購入するまでのハードルが高いですが、購入してからはどのご家庭でも大活躍だと思いますよ！
片付けるのに場所を取る
これもよく言われるデメリットですが、ル・クルーゼは大きいものだと特に収納場所を取ります。
蓋を裏返しにすると重ねることができるので、そのように収納されている方もいます。
また、見た目がおしゃれなので、お気に入りのカラーやご自宅のインテリアに合うカラーを選んで見せる収納にしたり、インテリアの一部にしても◎
出しっぱなしにしていても生活感が出にくくおしゃれなのは魅力的です。
自分に合ったサイズがわかりにくい
ル・クルーゼはサイズ展開やシェイプ展開が豊富な分、ご自分に合ったシェイプやサイズがわかりづらく迷ってしまうことが多いです。
せっかく高価なル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋を購入するのに、失敗したくないですよね。
サイズ選びを失敗すると、料理がうまく作れなかったり、収納スペースを取ってしまったりします。
しっかりと家族構成やどのくらいの量作りたいかなどをイメージして、ご自分に合ったル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋を選びましょう！
一つ買ったら集めたくなる
ル・クルーゼのお鍋は、機能性が高く、料理が美味しくできます。
その手軽さとおしゃれな見た目からどんどんル・クルーゼにハマってしまいます。
最初にル・クルーゼに手を出すまでが時間かかっても、その後2つ目を買うまではそんなに時間がかからなかったという方もいらっしゃいます。
また、ル・クルーゼ鍋はサイズ展開やシリーズ展開が豊富で、カラー展開も豊富で集めたくなってしまいます。
集めたくなるほど良い商品ではありますが、お金や収納場所が必要になってくるのでよく考えて購入しましょう！
まとめ
今回の記事では、ル・クルーゼのメリットとデメリットをご紹介しました。
再度まとめると、
メリット
- 煮る・焼く・揚げる・炊飯・蒸すなど様々な調理方法に対応！
- 食材に旨みを閉じ込め、余分な出汁や調味料の必要なく、美味しく仕上がる！
- おしゃれな見た目で、鍋のままテーブルに出せる！
- 保温性が高いので、調理時間を短縮できたり、光熱費が節約できたりする！
- ガス、IH、オーブンなど様々な熱源に対応している
デメリット
- 重い…
- 値段が高い…
- お手入れが必要
- 片付けるのに場所を取る
- 自分に合ったサイズがわかりにくい
- 一つ買ったら集めたくなる
特にデメリットは、どの鋳物ホーロー鍋にも言えることもありますが、購入の際に参考にされてくださいね！