ストウブの選び方

【ストウブ鍋のデメリット1】みんなが口を揃えて言う「重い...」|サイズ選びは慎重に!

ストウブは料理が美味しく作れるという大きなメリットがありますが、もちろんデメリットもあります…。

みんなが口を揃えて言うのは、「重い…」ということ。

私も初めての購入の際、一番心配だったことです。

重たいので使いこなすことができるのか?使い勝手が悪いのではないか?と悩んでいました。

この記事を読んでいる方の中にも重さが気がかりで購入を躊躇っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ストウブ鍋のサイズが大きくなるにつれ重さも大きくなります。

また、食材を入れるとさらに重たくなってしまうので、店舗で持つよりも重たいということを考慮しましょう。

せっかく念願のストウブ鍋を購入したのに、出番が少なかった…ということがないようにサイズ選びは慎重にしましょうね!

使い勝手が良く重宝するお鍋が見つかりますように!

 

ストウブの購入前に、今持っている鍋をチェックし重さを確認しよう!

せっかく購入したストウブなのにサイズが大きすぎたり、想像よりも重すぎたりして使い勝手が悪かった…ということがないように、まずは自宅にあるお鍋をチェックするとわかりやすいでしょう。

重さや容量を確認すると作れる料理のイメージがしやすいと思います。

購入したストウブが今よく使っているものと同じサイズだと、ストウブより軽くて便利で結局今あるお鍋を使うという方もいらっしゃいます。

その心配がある方は「今持ってないけどあれば絶対使うと感じているサイズ」を選んでいくと失敗が少ないです。

今愛用しているものの代用品として購入される方もいらっしゃいますが、ご自宅に持っている鍋の数やサイズを確認することは、使い勝手がわかりやすくなるので大切ですよ。

 

ちなみに一般的な鍋は材質やサイズにもよりますが約1kg前後。

それに比べるとストウブの鍋はかなり重さがあります。

 

例えば、取っ手が取れる〜で有名なティファールの20cmの鍋は鍋本体で560g。

蓋をしても1020gと片手でも持てる重さです。

しかし、10cmのピコ・ココットラウンドですら、蓋と合わせて850gもあるんです…!

ちなみに一番おすすめサイズであり、比較対象のティファールと同じ20cmのピコ・ココットラウンドは蓋込みで3.6kgと一般的な鍋の3倍の重さになってしまいます。

これで料理を鍋いっぱいにたっぷり作るとさらに重たくなってしまうことは容易に想像できますね…

それほど重さを感じないサイズは、ピコ・ココットラウンドの14cmくらいまでだと思います。

しかし14cmは少し小さめサイズで、1〜2人分の汁物やちょっとした副菜作りにおすすめサイズなので、たくさんの量を作りたいご家庭では小さく感じてしまうかもしれません。

 

ストウブのサイズの選び方は作る料理と何人分作るかをシュミレーションして考えよう

ストウブでサイズ選びは最も悩むところでしょう。

ストウブのお鍋の選び方のポイントは、よく作るメニューや調理方法と、何人分作るかで考えるのが失敗しにくいです。

また、ストウブ鍋は長く使えるものなので、小さいお子さんがいるご家庭ではお子さんの成長や食べる量の変化を考慮して選ぶと良いでしょう。

 

ストウブは鍋口の直径サイズが大きくなるにつれ、本体も蓋も重さが増していってしまいます。

さらに入る容量も増えるので、料理を入れるともっと重たくなってしまいます。

例えば20cmピコ・ココット ラウンドは、総重量3.6kg。鍋本体は約2.3kgですが、蓋は約1.3kg。

容量は2.2Lなので鍋いっぱいに汁物を作ると、鍋の総重量と合わせて6kg弱と、気軽には運べない重さです。

また、4人家族でメイン料理を作る際にちょうど良いサイズの、ピコココットラウンド24cmは、鍋と蓋で4.6kgもあるのです!

24cmまでなるとフタだけでもかなり重いので落とさないように注意が必要です。

この重さによって鍋と蓋の間の隙間がなくなり、しっかりと密閉され素材のうまみを引き出して美味しい料理を作り出す要素になっていますが、人によっては重さがネックとなるのは事実。

重すぎると使うのが億劫なってしまうということもあり得ます。

よく言われる、「大は小を兼ねる」はストウブ鍋では当てはまりません!!

他に持っている鍋と合わせてシュミレーションしてご自分に合ったストウブ鍋をゲットしてみてくださいね!

 

重いストウブを持つ注意点と使いこなすための⼯夫

ストウブの重さは料理をしている最中はコンロに置きっぱなしなので特に気にはなりませんが、キッチンから食卓に運ぶときや、ストウブ鍋を収納から取り出すときに実感します。

また、洗うときに実感するという方もいらっしゃいますが、洗うときは蓋と本体は別々なので表示よりも少し軽く感じます。

落としてしまうと蓋や鍋が割れてしまうだけでなく、床に傷をつけてしまったり他の食器などが割れてしまったりする危険があるので、高齢の方や、小さいお子様がいらっしゃる方などは取り扱いに注意が必要です。

 

もし落としてしまったときのために、ストウブ鍋を洗うときは食器とは別々に洗うと安心です。

⾷器などを先に洗い、鍋を置けるスペースを確保してシンクに置いて洗うようにすると安心という意見もありましたよ。

 

また、収納する際も食器棚の奥や高い位置に置くと二度と出さない…ということになりかねません。

そのため私は見せる収納をしていますよ!

出しっぱなしにしても生活感が出にくく、デザインもインテリアと馴染むものなので、むしろおしゃれな空間になってくれます。

蓋をひっくり返すと重ねて収納することができますが、1つ1つ並べて収納した方が使用する際に取り出しやすいですよ。

 

ストウブ鍋の使い勝手と、鍋が重いことによるメリット、感想

ストウブ鍋は確かに重たいですが、正直私はあまり気になりません。

それ以上のメリットがあるからです。

 

重いというだけで「鍋も蓋も重い」「料理が入るとさらに重くなる」「洗う時も大変」「お年寄りや子どもに注意」など不便性を感じますが、それ以上にこの重さがあるからこその良さがあるんです!

なぜ重いのかというと、頑丈な「鋳鉄製」であるからです。

鋳鉄鍋は薄い軽いお鍋(一般のものは鋼板鍋)に比べて熱がゆっくりと伝わります。

そのため食材がじっくりと加熱され硬くなりにくくいだけでなく、遠赤外線効果によって旨みを引き出しながら調理することが可能なのです。

 

また、蓄熱性も高く保温調理もできるので、加熱しすぎてパサつきがちになるお肉が柔らかく仕上がります。

お鍋が重い理由は伝わったかもしれませんが、蓋も重い必要ある??と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

必要あるんです!むしろ、1番必要かもしれません。

 

蓋も本体と同じ鋳鉄製。

そのため重たくしっかりと本体と蓋の隙間が密閉されます。

しっかり密閉されることで蒸気を逃さず、鍋内で食材から出た蒸気が再利用されるので、食材の旨味や栄養を逃すことなく美味しく料理が仕上がります。

 

さらに蓋に付いた、ピコ(シリーズによってはシステラ)によって蒸気が食材に降り注ぎやすくなります。

蒸気が食材に降り注ぐことをアロマレインと呼び、食材が柔らかくジューシーに仕上がりますよ。

さらに蓄熱性が高く、より鍋内の温度を保つことができます。

こんな素敵なシステムがついた蓋なので、重くても仕方がないですね…!

それでも嫌な方は、ガラスの蓋も販売していますよ!

ウォックやピュアグリルなどの炒め調理や焼き調理がメインのシリーズは最初からガラスの蓋が付いています。

 

重さは特に気にならないという方の中には、蓋や持ち手の熱さの方が気になるという意見がありました。

ストウブは熱伝導性の高い材質で、ハンドル部分も熱伝導が良い金属でできているため、蓋を開けるときや持ち運ぶ際はミトンなどを使って火傷しないように気をつけましょう。

 

まとめ:ストウブのデメリット「重い…」

今回の記事ではストウブが重たいことでのデメリットについてまとめました。

改めて、ストウブが重いことによるデメリットをまとめると、

「鍋も蓋も重い」「料理が入るとさらに重くなる」「洗う時も大変」「お年寄りや子どもに注意」

ということが挙げられます。

しかし、この重さがあることによって料理が美味しく作れるのも事実。

また、ストウブ鍋1つで様々な調理方法に使うことができるので、たくさん鍋を持つ必要がないのはメリットと言えます。

今流行りのシンプルな暮らしに最適なお鍋と言えるでしょう。

使ってみると重たいというデメリット以上のメリットを感じられると思うので、ぜひみなさん使ってみてくださいね!

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