おしゃれで、簡単に、美味しくできて、節約にもなる
…と、メリットがたくさんのストウブ鍋ですが、もちろんデメリットも存在します。
使用している私だからこそわかるデメリットについてお話いたします!
私は毎日使っていますが、デメリットがあっても使い続ける、その理由があるんです。
ご自分で購入する際や、プレゼントする際、使用するときのことを思い浮かべながら、参考にされてくださいね。
Contents
デメリット1:みんなが口を揃えて言う「重い...」
みんなが口を揃えて言うデメリットは重さです…。
しかしこの重さがあるからこそ、食材の旨味が引き立つのも事実。
よく使われるサイズ、ピコ・ココット・ラウンドの20cmは蓋と本体合わせると3.6kg…。
ご自分で安全に持てるサイズを検討されてくださいね!
あわせて読みたい:【ストウブ鍋のデメリット1】みんなが口を揃えて言う「重い...」
デメリット2:0がひとつ多い…値段が高い
ストウブのお鍋は、厚かったり特殊な加工がしてあり少しお値段が張ります…。
ただ、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを考えると、本当に高いかと言うと微妙で、その分長く使えるし、他のお鍋や炊飯器要らずなので逆に安いくらいだと思いますよ!
Amazonやアウトレットで購入すると少しお安く買えますよ!
あわせて読みたい:【ストウブ鍋のデメリット2】0がひとつ多い…値段が高い
デメリット3:収納に場所を取る
ストウブ鍋は重たいし、(サイズにもよりますが)大きいし、収納する際場所をとります。
料理研究家の方の中には蓋をひっくり返して重ねている方もいらっしゃいます。
しかし、重ねることで鍋の縁が傷みやすく錆びやすくなる場合もあります。
また、鍋のつまみが中になるので持ちにくくもあります。
そして、重たいのでまとめて入れると棚にも負担がかかりやすいです。
基本的にはキッチン棚に片付けている方が多いですが、見せる収納でも良いですね!
ストウブは見た目がおしゃれなのでしまわずにキッチンに置きっぱなしでも生活感は出ません。
片付ける手間が省けて、おしゃれで、メリットばかりです!
デメリット4:出来れば手洗い推奨!
ストウブは公式には食洗機使用可能とありますが、私は手洗いしています。
手洗いではストウブが重たいので少し大変です。
焦げ付きがある場合は、金属たわしなどで無理矢理削るのではなく、重曹で優しく落としましょう。
せっかくの塗装がはげてしまいます。
また、他のものとぶつからないためにも単品で洗うことをおすすめします。
洗うときに気をつけなければいけないということは、気を遣うのでデメリットといえばデメリットですが、より愛着が湧くと思いますよ。
別に禁止ではないので、食洗機をお持ちのご家庭は、たまには入れても良いと思います。
デメリット5:「鍋つかみ」「鍋敷き」必須!
熱したストウブを素手で持つことはとても危険です。
蓄熱性が高いため、鍋本体だけでなく、蓋のノブまで温まっています。
また、コンロ以外に置く場合、鍋敷きも必須。
置いたところがストウブが持つ熱で変質してしまいます。
でも、鍋敷きが必要なのはストウブだけでなく他の鍋も。
ストウブ限定のデメリットではないかなと思います。
私は、鍋敷きはストウブのトリベット、鍋つかみはマリメッコの生地で作った三角鍋つかみを使っています。
北欧雑貨同士なのでとても相性が良いですよ!
お鍋のカラーや、テーブルコーディネートに合わせて数種類鍋つかみを持っておいてもテンションがあがりますね!
デメリット6:調理器具が限られる
ストウブは鍋の内側に特殊な加工がしてあります。
「エマイユ加工」という、細かな凹凸によって食材の旨みが凝縮され、香ばしく豊かな風味を生み出し料理をおいしくしてくれる加工です。
金属の硬い調理器具で調理をすると、このエマイユ加工が剥がれてしまう場合があるんです。
そのため、鍋を傷つけないシリコンや木の調理器具が必須。
使える調理器具が限られるのはデメリットではありますが、ストウブに限らずシリコン製のキッチングッズは調理に便利なので一つ持っておいても損はないですね。
私は無印良品のシリコン製のヘラをサイズ違いで持っています。
スープも作れる、炒め物も作れる、ご飯もよそえるのでとても便利です!
デメリット7:水分が付きっぱなしだと錆びやすい
ストウブの本体と蓋の縁の部分は、エマイユ加工がされていないので錆びやすいです。
洗った後はしっかりと水分を拭き取り乾燥しているのを確認しないといけません。
しっかり熱湯で洗い、直ぐに拭かない場合は立てかけて干すようにしましょう。
蓋はすぐに閉めるのではなく、乾いたのをしっかり確認してから。
待てない場合はコンロに置いておいてもおしゃれです。
デメリット8:「シーリング」が手間
シーリングと言ってたまにストウブに油を塗って5分ほど加熱してあげる必要があります。
テフロン加工のお鍋ではそんな必要がないので、慣れていない方は手間・デメリットだと感じるかもしれません。
しかし、たまにシーリングをするだけで、
「食材の張り付き防止」「焦げ防止」「錆び防止」になるんですよ!
1〜2ヶ月に一度シーリングをするだけで、ずっと張り付きにくく使えるので、毎回の調理が負担ではないですし、むしろ手間ではないと思います。
それでもどうしても面倒臭いという方に朗報です!
1〜2ヶ月に1度くらいの頻度で揚げ物をしましょう!
そうすることで勝手にシーリングしてくれますよ。
いろんな調理をしている方は自然とシーリングができているのであまり意識する必要はありませんが、炊飯にしか使わないという方は少し意識しましょう。
デメリット9:大は小を兼ねない
ストウブに入れる食材が、鍋の容量に比べて少なすぎると焦げやすいので、鍋の7〜8分目よりも多く入れましょう。
鍋内に食材から出た旨味の蒸気が充満し、食材の旨味がより引き立ちますよ!
20cmを持っておくと大体なんでも作ることができますが、次購入する際は4cmごとに離して買うと食材の量によって鍋を選びやすいと言われています。
鍋のサイズに合う量しか作れないということは、ひとつしかお鍋を持っていない方にとってはデメリットですが、例えば作り置きもできると考えれば時短にもなりますね!
まとめ
これだけデメリットがあるストウブですが、デメリット以上にメリットが大きすぎて、私は4つ持っています。
重さと値段以外のデメリットはほかの鍋でも言えることも多いのであまり気にならないかなぁと思います。
メリットも多いストウブ、デメリットもしっかり把握した上で是非購入されてみてください!