お祝いの気持ちを伝えるために結婚祝いを準備したいけど、結婚祝いを贈る際の渡し方やマナー、金額などがわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、結婚祝いのマナー、贈る時期やタイミング、金額、熨斗や水引のマナー、NGの贈り物などをご紹介していきます。
さらに喜ばれる結婚祝いの選び方と、おすすめの結婚祝いであるバーミキュラのオーブンポットについてもご紹介してきます。
特別な思い出に残るプレゼントの参考にしてみてくださいね。
Contents
「結婚祝い」とは?
「結婚祝い」とは、結婚された方や結婚が決まった方に、お祝いの気持ちを込めてお贈りするプレゼントや金封のことを指します。
お祝いの気持ちを込めて設けた食事会のことを「結婚祝い」と呼ぶこともあります。
結婚式に参列する場合は、式に持参する「ご祝儀」が結婚祝いにあたります。
ご祝儀をお贈りしたら、別途結婚祝いの品を用意する必要は基本的にはありません。
しかし、仲の良い友人など親しい間柄ではご祝儀とは別でプレゼントの品を用意したり、事情があり結婚式に参列できない場合に結婚祝いの品を贈ったりします。
結婚祝いの基本マナー6選
「結婚祝い」をお渡しする際は気をつけなけらばならない基本的なマナーがあります。
「金額相場」「タイミング」「品物」「贈り方」「熨斗(のし)の種類」などを心がけて準備することで、より心がこもったものになるでしょう。
手配する前に知っておきたいマナーをしっかり押さえて、結婚祝いにしましょうね。
ご祝儀の目安は3万円〜5万円程度
結婚祝いについてご説明する前に「ご祝儀」についてご説明します。
結婚式に参列した際のご祝儀の相場は大体3万円〜5万円と言われています。
ご祝儀の金額は相手との関係性によって変わってきます。
基本は3万円ですが、親族やお世話になった方など特別な思い入れがある相手の場合は、相手の関係性に応じて5万円以上を包むこともあります。
どの場合でも、自分の結婚式の際にお相手からご祝儀をもらっていたら、その額を下回るご祝儀をお渡しすることは失礼になるので注意しましょう。
値段ですが、2万円や4万円のように2で割れる偶数の数字はお祝い事では「割れる」という意味があり不適切なので避けた方が良いです。
どうしてもという場合は、1万円札1枚と5,000円札2枚などお札の枚数が奇数になるように準備する方法もありますが、よほどのことが無い限りは避けた方が良いです。
例外で、披露宴に出席しない場合は1万円で良いとされる場合もあります。
ご祝儀の使い道は基本的には披露宴の食事代や引き出物代などの準備費用に回されることが一般的です。
そのため出席する人数が減ればその分準備にかかる費用も減るからです。
また、ご祝儀を贈る際は、祝儀袋(のし袋)と包む金額とのバランスも大切になってきます。
小額なのに豪華な水引のついたもの、小額であっても水引が「印刷されているだけ」のものは失礼にあたるので注意しましょう。
結婚祝いのプレゼントの金額の相場はご祝儀に合わせよう。高すぎても低すぎても×
ご祝儀をお渡しした上でプレゼントも別途お渡ししたい場合は、ご祝儀と贈り物の費用も合わせて3万円〜5万円と考えるのが一般的です。
結婚式に出席せずに贈り物だけ準備したい場合は、贈り物に3万円〜5万円かける傾向にあります。
ただし、この場合の相場はご祝儀ほど厳密ではないので、相手に気を遣わせないという意味で1万円ほどのプレゼントが選ばれることもあります。
もちろん、これはあくまで目安なので特に親しい関係性でもう少し奮発したい!などという場合は増額も問題ありません。
しかし、あまり高額の贈りものをすると、内祝いやお返しのときに新郎新婦の負担になってしまうこともあるので、相場を基準に贈りものを選ぶと、相手も気を遣わず受け取りやすくなります。
結婚祝いの贈り物の金額の相場は新郎新婦との間柄や関係性などによって変わってきます。
ここでは友人、兄弟姉妹、親戚、会社関係の方への金額相場の一例についてご紹介します。
さらに、結婚祝いの相場は贈る相手との関係性と結婚式に参列するかどうかによっても、結婚祝いの金額相場は変化します。
これは、ご祝儀に「お祝い金」が含まれていると考えられるためです。
相場より高すぎても低すぎても相手にとって失礼にあたるため、結婚祝いは相場内で贈るようにしましょう。
友人に贈る場合
友人の結婚式に参列する場合のご祝儀は、3万円が一般的。
さらに別で高額なものを贈るとかえって新郎新婦の負担となってしまったり気を遣わせてしまうことがあります。
もし結婚式に参列予定でプレゼントも贈りたい場合は、3,000円~5,000円程度が気を遣わせなくていいでしょう。
もしくはご祝儀2万5000円と贈り物5,000円分といった配分にしてご祝儀に対して少額の贈り物を準備した方がよいです。
結婚式に参列しない場合の結婚祝いの金額相場は1万円〜2万円です。
相場を踏まえたうえで、友人との付き合いの深さや関係性によって予算を決めていくとわかりやすいです。
また、もし自分が先に結婚していて、友人からご祝儀や結婚祝いをいただいていた場合は、その際の金額に合わせるのがマナーです。
兄弟姉妹に贈る場合
兄弟姉妹の結婚式に参列する場合のご祝儀は、渡す側の年齢によっても異なりますが、5万円~10万円が一般的。
ご祝儀とは別に結婚祝いを贈る場合の相場は1万円〜3万円
結婚式に参列せずプレゼントのみの場合の相場は、3万円〜5万円です。
しかし、家族ルールに従うのが一番なのでこれに限りません。
家庭によっては、「学生や稼ぎのない10代は、お祝いを渡さなくてもいい」、逆に「年齢関係なく、気持ちとしてお祝いを渡すのはマナー」だとしているので、贈る前に一度ご家族と相談しましょう。
親戚に贈る場合
親戚の結婚式に参列する場合のご祝儀は、3万~5万円が一般的。
追加で贈り物をする場合は関係性によって金額が異なります。
甥・姪など年下へ贈る場合は2万円程度、いとこなど自分と同年代へ贈る場合は1万円程度が一般的です。
高額すぎても気を遣わせてしまうので、高くても3万円までにするのがベスト。
また、結婚式に参列せずプレゼントだけを贈る場合の相場も、3万円前後です。
こちらも家族ルールに従って、親族内の決まりごとを確認しておくと安心です。
会社関係の方に贈る場合
会社の同僚や先輩の結婚式に参列する場合のご祝儀は、3万円が一般的。
もし結婚式に参列予定でプレゼントも贈りたい場合は、2,000円〜3,000円程度が良いでしょう。
結婚式に参列しないのなら5,000円〜1万円程度がいいでしょう。
また、会社関係であれば、連名で何人かでひとつのプレゼントを贈ることも多いかと思います。
その際も一人あたり3,000円を目安にするといいでしょう。
連名の場合、1人から贈るよりも豪華な結婚祝いを贈れるというメリットがあります。
結婚祝いのプレゼントは新郎新婦ふたりのことを考えて贈ろう
結婚祝いの贈り物はふたりの結婚をお祝いして贈る物。
そのため、新郎新婦が新婚生活を送っていく上で実用性があり助けになるものや2人に喜ばれる物、記念になるもの、2人のためになるものを贈るのがベストです。
誕生日プレゼントと同じような感覚で選んでしまうと、個人的な贈り物になってしまいやすいので、結婚祝いの意図をしっかりと踏まえて選びましょう。
贈り物の内容は厳密な決まりがあるわけではありませんが、これもマナーの1つです。
ふたりのことを考えて、「新生活には何があったら便利だろう」「2人にとってどんなものがあったら嬉しいだろう」という意識で選ぶと、相手への心遣いが伝わるものを贈ることができるでしょう。
何を贈ったら良いか悩む場合は、本人たちにリクエストを聞いても◯
自分では買わない高価な日用品も喜ばれますよ。
よく選ばれるのは以下の品です。
選ぶ際の参考にしてくださいね。
ふたりで使えるもの
「夫婦茶碗」「夫婦箸」などのペアの食器はふたりで使うことができるので結婚祝いによく選ばれます。
2人で使うことができてとても嬉しいですね。
ふたりの趣味や好みに関する物
夫婦の趣味を知っている場合はそれに応じたものを選ぶと記憶に残りやすく、特別なものとなります。
例えば、お酒好きな夫婦には高級な「グラス」や高価な「ワイン」、コーヒー好きな夫婦には「お揃いのマグカップとコーヒーセット」や「コーヒーメーカー」といった感じです。
夫婦と親密な関係だからこそできる贈り物は、送り主のオリジナリティも演出できますし、夫婦も嬉しいでしょう!
ふたりの新生活を応援するもの
新生活を豊かにしてくれるような日用品や雑貨も喜ばれます。
高級な「カトラリーセット」や、便利な「調理器具」、「調理家電」など自分では買わないものをいただくのも嬉しいです。
ふたりで過ごす時間がもっと充実しそうなアイテムを選ぶとよいでしょう。
NGマナーもチェックした上で選んでくださいね!
結婚祝いを贈る時期やタイミングに注意!それぞれのパターンによって変わってくる
結婚祝いを贈るタイミングは、結婚式に参列するか、相手の状況などによって異なります。
そのためどれに当てはまるかを確認した上で、適切な時期に贈りましょう。
結婚式に参列する場合
挙式の1週間前〜2ヶ月前までに贈るようにしましょう。
厳密には結婚式の招待状が届いた後〜挙式1週間前がベストです。
ご祝儀は当日に渡せばもんだいありません。
しかしプレゼントは直前に贈ったり、結婚式当日、挙式直後に渡したりしてしまうと、挙式準備で忙しい中手を煩わしてしまったり、ハネムーンの邪魔になってしまったり荷物を増やしてしまったりするので避けた方が無難です。
結婚式に招待されたが欠席する場合
結婚式に招待されたが何らかの事情があって出席できない場合は、挙式の1ヶ月前〜2ヶ月前というように、通常より早めに渡しましょう。
早めに贈ることで「出席できなくて申し訳ない」という誠意が伝わりやすくなります。
さらに結婚式に参列できない旨のお詫びやお祝いのメッセージを手紙にしてして添えると、より相手にも気持ちが伝わり、喜んでもらえます。
もし何らかの事情で挙式前に準備できない場合は遅くとも挙式1週間後〜1ヶ月以内に手配しましょう。
結婚式に招待されていない場合
結婚式に招待されていない場合は、挙式1ヶ月後を目安にプレゼントを贈りましょう。
挙式前や挙式直後に贈ってしまうと、結婚式に招待していないことに新郎新婦に気を遣わせてしまったり後ろめたく感じさせてしまったりする可能性があるため、挙式後が良いです。
せっかく贈り物をするので、気兼ねなく受けとってもらえるように時期や状況などタイミングには注意が必要です。
結婚式を挙げない・未定の場合
結婚式を挙げるかまだ決まっていなかったり、結婚報告と同時に結婚式は挙げない予定と伝えられている場合は、結婚の報告を受けてからなるべく早く贈りましょう。
1か月以内に贈れば問題ありません。
結婚してからしばらく経って知った場合
久しぶりに会った友人や職場の同僚などから「実は半年前に結婚したんだよね」などと聞くこともあります。
その際は入籍や結婚式から半年~1年ほど経っていても、話を聞いてなるべく早く贈れば問題ありません。
なるべく1か月以内を目安に贈りましょう。
授かり婚/おめでた婚の場合
結婚と妊娠を同時に報告された場合は、「出産祝いも兼ねた方が良いの?」と悩む場合もありますよね。
しかしこの場合も結婚祝いを贈るタイミングは特に変わりありません。
出産祝いは無事に産まれたという報告を受けてから改めて贈るのがマナーです。
すでに出産している場合は結婚祝いと出産祝いを同時に贈ると良いでしょう。
結婚祝いを贈る日は「大安」「先勝」などのお日柄のよい、お祝いにふさわしい日を選ぶのがベター
結婚祝いを贈るタイミングや時期は縁起の良いお日柄にするのが正式です。
冠婚葬祭が行われる日取りは「六曜」を重視すること多く、特に大安が吉日で冠婚葬祭の式場予約が埋まりやすい日程でもあります。
結婚祝いを贈る日も「大安」や「先勝」の吉日の午前中が良いとされています。
葬儀では避けられる「友引」も結婚に関しては吉日となります。
この日程に相手の自宅を訪問してお渡しするのが正式でしたが、現在は会うタイミングで手渡ししたり、結婚祝いを購入したショップを通して配送するのが一般的となっています。
ショップから贈ることは特にマナー違反にはあたりませんが、贈り先の方が誰からの贈りものなのか分かるように、【差出人名】は贈り主(注文者)の名前にするなどの配慮は必要です。
結婚式や新生活、ハネムーンの準備で忙しい場合があるので、相手の事情を考慮したうえで、負担にならない贈り方を選ぶのがベストです。
結婚祝いに使われる「のし(熨斗)」の種類
結婚祝いには、のし(熨斗)をかけることが一般的なマナーです。
表書きは「御結婚御祝」もしくは「寿」。
水引は一度きりのお祝い事に用いられる「結び切り10本」にしましょう。
名前は「送り主の名前」をいれます。
のしの掛け方はとくにマナー違反などはないので渡し方に応じて選びましょう。
宅配で贈るなら、のしが破れにくい、包装紙の内側にのしを掛ける「内のし」
手渡しで贈るなら、表書きを見ただけでどのような目的の贈り物かがわかる、包装紙の上からのしを掛ける「外のし」がおすすめです。
結婚祝いのNGマナーや適さない品物は?
お祝いの気持ちを伝えようと相手のためを思ってよかれと思ってしたことが、かえってマナー違反になってしまうことがあります。
喜ばれる結婚祝いを贈るためにも、結婚祝いに適さない品物や、注意すべきNGマナーもしっかり確認しておきましょう。
結婚祝いに適さない品物を贈る
結婚祝いでは、「割れる」「切れる」を連想させるものはNGです。
ナイフや包丁などの刃物は縁が切れることを連想させるため、本人たちのリクエストでない限り避けることが懸命です。
しかし「悪いものを断ち切って未来を切り開く」という意味もあるため、一部の地域では結婚祝いの定番になっています。
本人たちの意向を聞いたり、あらかじめ一言伝えた上で結婚祝いに刃物を贈るようにするといいでしょう。
食器セットやタオルセットなどを贈る際は数にも注意しましょう。
偶数は“割りきれる”数なので避けるのがベスト。
特に凶数である「4」は避けましょう。
偶数の中でも「8(八)」は末広がり、10は5の倍数として縁起がよいため、慶事で好まれます。
また、お祝いごとに関する贈り物なので弔事に使われることの多い品物は避けましょう。
弔事で贈られることが多い日本茶や、別れをイメージさせる、涙を拭う「ハンカチ」は好ましくないとされています。
結婚祝いを贈る時期は早すぎても遅すぎてもダメ!パターンに応じたタイミングで贈ろう
結婚祝いは何を贈るかももちろん大切ですが、贈る時期も大事なポイントです。
結婚式に招待される前に贈ると、まるで「早く招待してほしい」と催促しているように受け取られてしまい、新郎新婦に余計な気遣いをさせてしまいます。
反対に、結婚したことや結婚式を挙げたことを知っていながら贈らず、挙式から1か月以上経ってしまうと、せっかくのお祝いの気持ちがストレートに伝わりにくくなってしまいますので気をつけましょう。
メッセージカードの書き方に注意!忌み言葉・重ね言葉はNG!
お祝いのメッセージでは使ってはいけない言葉があります。
「忌み言葉」とよばれ不吉な出来事を連想させる縁起の悪い言葉で、おめでたい場面ではふさわしくないので使用しないように注意しましょう。
忌み言葉一例
不幸を連想させる言葉:生きていた頃、忙しい、痛い、落ちる、終わる、悲しむ、崩れる、最後、四(し)、死ぬ、捨てる
別れを連想させる言葉:失う、終わる、帰る、切れる、去る、捨てる、逃げる、放す、離れる、離縁、離婚、別れる、飽きる、冷める、泣く
また、結婚のように一度きりのお祝いの場合は、繰り返すことをイメージさせる「重ね言葉」も使わないように注意しましょう。
重ね言葉には、普段の会話の中でもよく使うものが多いので、ついス使ってしまわないよう気をつけましょう。
ただし、「だんだん、日々、ますます、いよいよ、みるみる」など後ろに後ろにいい意味の言葉が続く重ね言葉はあまり気にしなくていいようです。
区切りや終わりを示す「句読点」も使わないのがマナーです。
重ね言葉一覧
重ね重ね、くれぐれも、しばしば、重々、たびたび、たまたま、次々、時々、日々、またまた、わざわざ
結婚祝いに同封するメッセージカード一例
メッセージカードの文章は、「結婚を祝う祝福の気持ち」と「今後の幸せを願う気持ち」を記載した上で、上記に記載した忌み言葉や重ね言葉を避けて、句読点を書かないようにして、オリジナル文章を作るのが一番良いでしょう。
定型文の例をいくつか記載しておきますので、そのまま使っても良いですし、相手に合わせて内容をアレンジして変えてみてくださいね!
【定型文】
ご結婚おめでとうございます 心よりお祈り申し上げます お二人の末永い健康とご多幸をお祈りいたします。
ささやかでは ございますがお祝いの品をお贈りいたしますご笑納いただければ幸いです
以下に、友人、親戚、会社関係の方別にメッセージを作成する際の注意点やポイントと、例文をご紹介しますので、何を書こうか迷っている方は、参考にしてみてください。
友人へメッセージカードを贈る際のポイント・例文
親しい友人の結婚は、お祝いを贈る側としても大きな出来事で自分のことのように嬉しいでしょう。
そんな気持ちが伝わるようにストレートな文章で、相手との思い出も組み入れるとより喜ばれることでしょう。
堅苦しい言葉遣いにする必要はありませんが、親しき中にも礼儀あり、あまりにも砕けた言葉はNG。
相手にとってとても大切なお祝いごとであるということは忘れず、常識の範囲内で行いましょう。
【例文】
ご結婚おめでとう!学生時代から長い間楽しい楽しい時間を一緒に過ごしてきた○○が
幸せになってくれることが自分のことのように嬉しいです
〇〇は優しくて何にでも熱心だからいい奥さんになれると思うよ!
やさしい旦那さんと手を取り合って笑顔あふれる家庭を築いてね
末永くお幸せに!
親戚へメッセージカードを贈る際のポイント・例文
親戚が結婚するということは身内が増えるということ。
親戚との関係性や、それまでの付き合いの度合いにもよりますが、フォーマルな文章を基本にしつつも親しみを込めて書くと堅苦しくなりすぎず、フランクすぎないのでおすすめです。
【例文】
ご結婚おめでとうございます
あんなに小さかった〇〇ちゃんが結婚すると聞いたときは本当に嬉しかったです
今日の幸せをたいせつにしてこれからもふたりで手を取り合い温かいご家庭を築いてください
末永いご多幸をお祈りしています
会社の方へメッセージカードを贈る際のポイント・例文
職場の上司や先輩など、目上の方に向けたメッセージは、尊敬の気持ちを表すために言葉遣いを丁寧にしたり、形式にのっとって書くなどのマナーをしっかりと守ることが大切。
一方で後輩や部下、同僚に向けたメッセージは、最低限のマナーを押さえた上で、丁寧な中にも親しみを込めた堅すぎない表現を心がけましょう。
【例文(先輩・上司の場合)】
ご結婚を心よりご祝福申し上げます
いつも前向きで頼りになる先輩は私の憧れであり目標です
そんな先輩から幸せな報告をいただきとても嬉しかったです
喜びにあふれたおふたりの門出を心からお喜び申し上げます
【例文(後輩・部下の場合)】
ご結婚おめでとうございます
いつも周りを気遣えて職場の雰囲気を明るくしてくれて○○さんは誰よりも頼りになる後輩です
いつも本当にありがとう
これからはお仕事だけではなくご夫婦の時間も大切にして 旦那様(奥様)と素敵な家庭を築いてくださいね
結婚祝いの贈り物につける熨斗(のし)や水引のマナー
お祝い事やあらたまった贈り物は正式には、奉書紙(上質な和紙)などの紙をかけ、「水引」で結び、「のし(熨斗)」を添えるのがルールです。
プレゼントを贈る意図によっても、水引の選び方や表書きの書き方などに関して細かくマナーが変わってきます。
ここからは結婚祝いの熨斗のマナーを紹介していきます。
マナーに込められた意味を覚えるようにすると、理解しやすいかもしれません。
熨斗は結び切りの水引にする
水引には、結びなおすことのできない「結びきり」と、ほどいて何度でも結びなおすことのできる「蝶結び」の2種類があります。
結婚のように一度きりのお祝いで使うのは、「結び切り」を選び、色は紅白か金銀を選びましょう。
熨斗の色は金銀の水引が施されたタイプは紅白よりも格が高いとされています。
結び切りは、ふたりの末永い縁を示し。結婚祝いにぴったりです。
「あわじ結び」と呼ばれる特有な形状の結び切りの一種が使われることがあります。
特に関西より西の地域使われますが、あわじ結びにはその形から「末永く付き合う」という意味を持つので、結婚祝いに使っても問題ありません。
表書きは「御結婚御祝」「御祝」「寿」
水引よりも上の部分に書く表書きにはプレゼントの意図を示す意味があります。
結婚祝いでよく使われる表書きは「御結婚御祝」「御祝」「寿」。
結婚祝いの表書きは、手配先の業者に依頼することも多いので、結婚祝いにふさわしいものをと伝えるとよいでしょう。
表書きの下には贈り主の名前を入れる
水引の下側には、贈り主の名前を入れます。
贈る相手の名前を入れてしまう失敗例がよくあるので注意しましょう。
熨斗の名入れは、「送り主が誰か、受け取った相手に伝えるためのもの」と覚えるとわかりやすいでしょう。
もし肩書きや会社名を入れるなら、名前の右横に名前よりも小さめの字で書くようにしましょう。
連名の場合は夫婦なら夫のフルネームが右、その左に妻、(子供)の順に書きます。
職場関係や友人なら、年長者や立場が上の人から順に右から左へ向かって名入れしていく決まりがあります。
人数が多くなる場合は「○○一同」という風にまとめて書く場合もあります。
内のしではなく外のしにする
結婚祝いの熨斗の掛け方は「外のし」が正式ではあります。
しかし近年ではとくにマナー違反などはないので渡し方に応じて選びましょう。
宅配で贈るなら、のしが破れにくい、包装紙の内側にのしを掛ける「内のし」
手渡しで贈るなら、表書きを見ただけでどのような目的の贈り物かがわかる、包装紙の上からのしを掛ける「外のし」がおすすめです。
よくある結婚祝いのQ&A|不安を解消して安心して贈ろう
結婚祝いはフォーマルな贈りものですので、初めて贈る場合は分からないことも多く、不安なこともありますよね。
そんな不安を解消できるよう、よくあるケースをピックアップしました。贈る前に一度チェックしてみて、安心して結婚祝いを贈りましょう!
Q1.気心しれた親友でものしは掛けて贈るべき?
A.結婚祝いは間柄に関わらず、フォーマルな贈りものなので熨斗掛けて贈るのがベスト。
堅苦しくしたくないという気持ちもあるかもしれませんが、熨斗を掛けた贈り物は相手にお祝いの気持ちがより一層伝わり、丁寧な印象も与えるのでおすすめです。
Q2. のし掛けに対応していない商品を贈ったら失礼?
A. 商品のサイズやラッピング仕様によりのし掛けに対応していない商品もあります。
その場合は、熨斗を掛けずに贈っても問題ありませんが、メッセージカードや手紙を添えて、お祝いの気持ちを伝えるようにしましょう。
Q3. 異性の友人や仲間にも、結婚祝いは贈ってもいいの?
A. 友人や仲間の結婚は心から祝いたいものですが、異性の友人となると悩ましいですよね。
結婚相手の方に気を遣ったり、結婚相手の方と面識がないのに贈っていいものかと悩みます。
その場合、もちろん贈って問題はありません。
しかし結婚相手の方のことも考え、友人の好みだけに偏ったものは避けるのがベター。
夫婦一緒に使えるペア食器やグラスだと、結婚相手の方が「自分のことまで気遣ってくれている」と感じるのでおすすめです。
Q4. 相手の好みが分からないときは、何を贈れば喜んでもらえる?
A. 相手の好みがわからず、欲しいものなどを事前にリサーチできない場合は「カタログギフト」がおすすめです。
相手が自分で選ぶことができ、本当に必要なものを選ぶことができるだけでなく、選ぶ時間も楽しく過ごしてもらえます。
特に新婚では必要なものが揃っていないこともあるので喜ばれるでしょう。
Q. 結婚祝いの贈りものは相手に聞いたり相談して決めてもいい?
A. 何が必要かわからない場合や、決められない場合は、相手に欲しいものや必要なものをリサーチしても特に問題はありません。
相手が本当に必要としているものを渡すことができるので、被ってしまうこともなく確実に喜んでもらえるでしょう。
結婚祝いのプレゼント選びのポイント
結婚祝いの贈り物は、ふたりの結婚をお祝いして贈る物なので、ふたりにとって記念になったり有用なものであったりすることが望ましいです。
何を贈れば良いか迷う場合や、どういったものが夫婦の生活に役立つのかイメージが湧きにくいという方もいるかもしれません。
新生活でまだ購入していないものをリクエストを聞いたり、自分では買わない高価な日用品は喜ばれる傾向にあります。
贈り物を選ぶポイントをチェックしてみましょう。
新婚生活で役立つものにする
2人の新婚生活の助けとなるものを選ぶ例をご紹介します。
・調理器具
・使い勝手の良い調理家電
・お掃除ロボット
など新生活のサポートをしてくれ、生活の質がアップするのでとても喜ばれます。
ふたりで過ごす時間がより充実するアイテムを選ぶと良いでしょう。
自分が持っていたら便利だと思う家電や調理器具は?普段使いしているものは?と考えるとわかりやすいです。
2人で使えるものにする
「ペアの食器」「夫婦茶碗」「お揃いのティーカップ」など2人で使えて、お揃い感が嬉しいものも結婚祝いらしさのあるプレゼントです。
ふたりのために選んだという気持ちも伝わりやすくなります。
また、贈る側としても新郎新婦どちらかと会ったことがなくても贈りやすいですし、いただく側としても改めてお揃いを買うのは恥ずかしいという場合もあるので嬉しいですね。
夫婦の趣味に合わせたものにする
ふたりの好みや趣味を知っている人にしかできないプレゼントは記憶にも残りやすい、特別な贈り物になるでしょう。
お酒好きな夫婦には高級な「グラス」や高価な「ワイン」、コーヒー好きな夫婦には「お揃いのマグカップとコーヒーセット」や「コーヒーメーカー」といった感じです。
夫婦と親密な関係だからこそできる贈り物は、送り主のオリジナリティも演出できますし、夫婦も嬉しいでしょう!
結婚祝いにおすすめバーミキュラ2選!
結婚祝いでは新生活の助けになるものを贈ると喜ばれますが、調理器具ならバーミキュラがおすすめ!
値段が高かったり、どのシェイプ・サイズにしよう?と悩んで自分では買えないことも多いからです。
1台あればどんな調理方法もできるバーミキュラはまさに万能調理器具!
バーミキュラはガス火・IH・オーブン対応で熱源も選ばないので、送り先の熱源を気にせず贈ることができます。
国産の鋳物ホーロー鍋なので、もしなにかあったときも保証が使えるのもプレゼントに向いている理由。
ここでは結婚祝いに最適なサイズを2つ選んでみました。
結婚祝いを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
バーミキュラ オーブンポット2 22cm
容量が3.5Lとたくさん入るので、作り置きをしたり多めに食べる2人〜4人家族におすすめのサイズです。
ご夫婦ふたりでも大活躍するだけでなく、子供が生まれてからも離乳食作りにも使え、さらにお子さんが成長してからも使えるので大活躍すること間違いなしです。
バーミキュラ オーブンポット2 18cm
少食のご夫婦やお子さんの予定がないご夫婦には一番活躍するサイズです。
2人暮らしの炊飯、汁物作り、副菜作り、煮物と万能です。
お子さんが産まれても、離乳食作りにも最適なサイズです。
結婚祝いのマナーやタイミングのまとめ
今回の記事では、【結婚祝いを渡す際・贈る際のマナーや時期は?現金も良いの?おすすめバーミキュラもご紹介】と題して、結婚祝いのマナーについてまとめてきました。
様々なパターンで結婚祝いを贈るタイミングやマナーが異なってくるので、ご自分に合ったバターンの章を参考にしてみてくださいね!
さらに結婚祝いの選び方や、結婚祝いに最適なバーミキュラの鋳物ホーロー鍋についてもご紹介しました。
バーミキュラの鋳物ホーロー鍋は長く使える機能性の高いお鍋なので喜ばれること間違いなしです★
今回の記事を参考に、思い出に残る結婚祝いをプレゼントしてくださいね!