ストウブの選び方

【徹底比較】ストウブ・ワナベとラ・ココットdeGOHANの選び方・違い・どっちがいい?

プロの料理人や料理研究家が使っていてストウブ鍋が気になっている方。

ストウブが欲しい!でもいろんな形があって悩む…

特にジャポネスクシリーズの「ワナベ(Wa-NABE)」と「ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)」は似たような形をしているけどどんな特徴があるの?どう違うの?どっちが良いの?

と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

せっかく購入するのだから失敗しないようにしたいですよね。

今回の記事では、「ワナベ(Wa-NABE)」と「ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)」のどちらも持っている私がそれぞれを徹底比較し、失敗のない選び方をご紹介していきますね。

この記事がストウブ購入で悩んでいる方の参考になれば幸いです★

 

Contents

ワナベ(Wa-NABE)とラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)のネット上の口コミや評判からどちらがおすすめか比較!

まず初めに、ネット上でのみなさんの口コミを、「ワナベ(Wa-NABE)」と「ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)」それぞれご紹介していきます。

 

ネット上での、ワナベ(Wa-NABE)の口コミ・評判

  • 煮る、焼く、揚げ物、炊飯なんでもできます。
  • 形も可愛くて気に入っています。
  • ワナベ(Wa-NABE)は底面から側面にかけてカーブがあるので煮物や一人分炒め物に便利です。

 

ネット上での、ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)の口コミ・評判

  • そんなに良いお米ではなくても、ツヤツヤのいい感じにお米が炊けてとてもおいしい!
  • 炊き立てももちろん美味しいですが、一番違いがわかるのは翌日やお弁当に入れたときです。もっちりとして甘くて美味しい!
  • ストウブで玄米を炊いたところ、もっちり柔らかく炊けて、とても美味しかったです。
  • 高さがあって揚げ物鍋にしても良いし、カレーを作っても美味しくできました。

 

ワナベ(Wa-NABE)とラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)の特徴や形状の違いと比較、おすすめの使い方

ワナベ(Wa-NABE)とラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)の特徴の違いは主に高さのみです。

それにより意外と変わってくるんです!

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)は名前にもあるように炊飯を得意とする鍋とわかりやすいのですが、ではワナベは??

それぞれの特徴から詳しくご紹介します。

 

ワナベ(Wa-NABE)の特徴

ワナベ(Wa-NABE)は「和食を美味しく作れる鍋」として作られた鍋です。

そんなワナベ(Wa-NABE)の特徴は、雪平鍋のような形状で底面から側面にかけて丸みを帯びたボディ。

その形状により、鍋底から熱や水分の対流がしっかりと起こり、出汁がしっかり煮立ち、出汁の旨みや調味料が食材にも沁み込みやすくなります。

そこが平らなココピコットラウンドと比較して、対流が起こりやすく煮崩れしにくいので特に和食を作るのに理に適っているお鍋です。

雪平鍋を使うように使用してみてくださいね。

炊飯釜のような形状でもあるため、炊飯にも向いていますよ!

 

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)の特徴

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)は「ご飯を美味しく炊く」ために開発されたお鍋です。

フランス製のストウブの伝統の鋳物ホーローの特徴と、日本の昔ながらの羽釜のメリットを融合させたお鍋です。

ごはんを美味しく炊くために、日本の伝統的な「羽釜」からヒントを得てラ ココット de GOHANが開発されました。

羽釜を参考にした一番のポイントはその形状。

底から側面にかけて丸くカーブしたフォルムになっており、この丸みによって鍋底から熱と水分が大きく対流します。

そうして熱が鍋内全体的にムラなく均一に伝わります。

さらに、ストウブ鍋の特徴により、鍋全体がゆっくりじっくり温まっていきます。

それによりお米の芯までしっかりと水分が浸透し、お米のアルファ化(糊化)が進み、ふっくら甘い炊き上がりになりますよ。

羽釜のように底から側面にかけて丸みを帯びたフォルムで、

厚みのある鋳物製のお鍋で一粒一粒芯までしっかりとムラなく加熱され、羽釜のように丸くカーブした形状で熱や水分が対流しやすくなりお米がふっくら甘く炊き上がります。

 

鍋の形状の違いによる特徴の比較

上記のように、鍋の形状はどちらも底から側面にかけて丸みを帯びたボディです。

ワナベ(Wa-NABE)は雪平鍋のようなやや平たい形状で、ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)は羽釜のような形状。

高さがラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)の方が高くなっています。

この形状によって鍋が得意・不得意とする調理方法が変わってくるので、それぞれどんな調理方法が向いているかご紹介します。

 

煮る

ジャポネスクシリーズと名前があるだけあって、どちらも煮る調理を得意としていますが、特に得意とするのは「ワナベ(Wa-NABE)」です。

鍋底が丸くカーブしていることで、調味料や出汁が煮立ちやすくなっています。

また、高さがラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)よりも低いため熱伝導が良く、食材へ火の通りが早くなります。

鍋いっぱいに食材を入れた方が素材の旨みや水分を生かすことができますが、ワナベ(Wa-NABE)の方が容量が小さいため鍋いっぱいに料理を作ることができますよ!

出汁の効いた料理や醤油やみりんを使った和食が得意で、煮崩れなく「肉じゃが」や「大根の煮物」を作ることができます。

 

炊飯

ご飯を炊くのはどちらも得意としていますが、よりおすすめは「ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)」。

高さがあることによってお米が対流しやすく吹きこぼれもしにくいです。

 

茹でる

ストウブは急な温度変化が苦手なため、徐々に強火にする必要があります。

なのでパスタを茹でる時など早くお湯を沸かしたい場合、お湯が沸くまで時間がかかります。

ただ保温性が高いので、お湯が沸いてしまえば冷めにくいという利点もあります。

茹で調理の評価は鍋の形状ではなく、ストウブの特性からつけました。

また、うどんやそば、パスタなど、麺を茹でる際にもしっかりとムラなく火が通るので良いですよ!(ただしある程の大きさは必要!

 

炒める

野菜炒めやチャーハンなどの炒めものもできます。

カーブがあるので返しがしやすく、比較的浅型の「ワナベ(Wa-NABE)」がおすすめです。

炒めた後に蒸したり煮たりする場合も使うことができ、とても便利です。

カレーやハヤシライスなどは炒めてから煮込むとより味わい深くなり美味しいですよ♪

 

焼く

焼き料理は底面が小さいため、できないことはありませんがどちらも不向きです。

焼く調理をメインで行いたい場合は、ピュアグリルなどの波型のグリルや、底面が平らなラウンドや、底面が広いブレイザー・ソテーパンがおすすめです。

 

揚げる

どちらも鍋底が丸くなっているので、油の量を節約できるというだけでなく、油が対流しやすくカラッと仕上がります。

そのためどちらも揚げ物は得意なのですが、特に高さがある「ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)の方が安心して使うことができますね!

 

オーブン

ストウブの特徴から、蓋ごとオーブンに入れることができます。

丸鶏を焼いたり、パンやケーキの型にするだけでなく、煮込み料理を作ることができます。

どちらもオーブンに入れることができますが、浅型の方がオーブンにいれやすいので、「ワナベ(Wa-NABE)」がおすすめです。

 

蒸す

蒸し料理も両者ともに得意ですが、やはりラウンドが優れています。

ラウンドは鍋底が平らなので、ワナべよりも野菜やお肉がたくさん入ります。

さらに蓋もガッチリ閉まる形状なので、無水調理が得意です。

 

洗いやすさ

これまでの調理方法の比較とは変わってきますが、毎日使うなら洗いやすさも選ぶ上で大切な項目。

サイズが大きくなると洗いづらくなるのはどのシェイプにもいえます。

どちらかというとワナベ(Wa-NABE)の方が鍋の隅がなく、高さが低いので洗いやすいでしょう。

 

蓋に違いはある?

「ワナベ(Wa-NABE)」と「ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)」は蓋は同じです。

ドーム状丸みのある形状で、蓋裏にはシステラがついていて蓋裏についた食材から出た水分はセルフベイスティングシステムにより鍋内に再度降り注いでくれますよ!

このシステラのおかげで、素材の旨みが凝縮され、おいしさを最大限に引き出した料理を作ることができます。

ストウブは素材の旨み最大限にをいかした料理を作ることができます。

 

ご飯を炊くなら、ワナベ(Wa-NABE)?ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)?

炊飯をメインで考えているならば、やはりご飯を美味しく炊くために開発された「ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)」がおすすめ。

1合美味しく炊くのは難しいと言われているのですが、ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)のSサイズは1合から美味しく炊飯することができますよ。

しかし、炊飯以外にも使いたいしたまに炊飯もしたいという場合は、ワナベ(Wa-NABE)がおすすめ。

ワナベ(Wa-NABE)でも十分美味しいご飯を炊くことができます。

炊飯量の目安を表にしますので、よく炊く量も合わせて考えるとわかりやすいですね!

 

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN) ワナベ(Wa-NABE)
Sサイズ 1合 1合
Mサイズ 2合 2合
Lサイズ 3合〜5合 3合

 

結局ワナベ(Wa-NABE)とラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)どちらがおすすめ?失敗しないサイズの選び方

ストウブのお鍋は決してお安い買い物ではないですし、長く使用できるものなので失敗したくないですよね。

結局どちらがおすすめか?どんな方におすすめか?失敗しない選び方やサイズについても説明していきますね。

 

ワナベ(Wa-NABE)のサイズ一覧

ワナベ(Wa-NABE)のサイズの一覧です。

サイズだけでなく、容量や重さも毎日使ったり収納するにあたっては大切なので参考にしてくださいね!

 

ワナベ(Wa-NABE)Sサイズのスペック

直径 16cm 高さ 9.5cm
重さ 2.59kg 高さ(蓋除外時) 7.0cm
容量 1.1L 長さ 21.6cm
底の直径 12.5cm 最適炊飯量 1合

 

ワナベ(Wa-NABE)Mサイズのスペック

直径 18cm 高さ 13.0cm
重さ 3.12kg 高さ(蓋除外時) 8.5cm
容量 1.66L 長さ 24.2cm
底の直径 12.5cm 最適炊飯量 2合

 

ワナベ(Wa-NABE)Lサイズのスペック

直径 20cm 高さ 11.6cm
重さ 3.2kg 高さ(蓋除外時) 10.0cm
容量 2.35L 長さ 26.5cm
底の直径 12.5cm 最適炊飯量 3合

 

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)のサイズ一覧

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHANのサイズの一覧です。

サイズだけでなく、容量や重さも毎日使ったり収納するにあたっては大切なので参考にしてくださいね!

 

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)Sサイズのスペック

直径 12cm 高さ 11.4cm
重さ 1.45kg 高さ(蓋除外時) 5.5cm
容量 0.73L 長さ 16.1cm
底の直径 11.5cm 最適炊飯量 1合

 

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)Mサイズのスペック

直径 16cm 高さ 15.5cm
重さ 2.35kg 高さ(蓋除外時) 0.00cm
容量 1.74L 長さ 21cm
底の直径 10.9cm 最適炊飯量 2合

 

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)Lサイズのスペック

直径 20cm 高さ 17.1cm
重さ 3.9kg 高さ(蓋除外時) 11.4cm
容量 3.0L 長さ 25.5cm
底の直径 15.5cm 最適炊飯量 3合

 

ワナベ(Wa-NABE)とラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)の容量やサイズの比較してみましょう。

Sサイズはワナベ(Wa-NABE)の方が鍋口の直径が4cm大きいこともあり、容量も約370ml異なります。

重さは約1.1kgと少し差がありますね。

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)Mサイズはワナベ(Wa-NABE)のSサイズと直径が同じですが、容量が約600ml違います。

ワナベ(Wa-NABE)のMサイズと比較すると直径は小さいですが容量はやや多いです。

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)のLサイズは大きめでずっしりと重さもあるため、たくさん炊飯したいという方以外はワナベ(Wa-NABE)のLサイズを選ぶと良いでしょう。

 

用途で選ぶと失敗が少ない!

結論からご説明すると、何を作りたいか?どういった用途で使いたいか?をしっかり考えて購入しましょう。

どちらもどんな調理方法にも対応していて何を作っても失敗することはありませんが、得意とする調理方法が変わってきたり、容量が違ったりするのでメインの用途を考えて購入するのがよいでしょう。

 

ワナベ(Wa-NABE)がおすすめな人

・煮物を主に作りたい方

・たまに炊飯にも使いたい方

 

ラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)がおすすめな人

・炊飯メインで使いたい!

・揚げ物鍋に使いたい!

 

ちなみに私が最近1番使っているのはラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)のSサイズ。

炊飯をしたり、一人鍋を作ったりしています。

その次がワナベ(Wa-NABE)のMサイズ。

煮物や煮魚を作っています。

どちらも万能に使えるお鍋です。

それぞれの良さがあるのでご自分の調理方法に合ったものを見つけてみてくださいね!

私のように両方持っておくのもおすすめです!

 

まとめ|ワナベ(Wa-NABE)とラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)の違い

よく比較されるワナベ(Wa-NABE)とラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)。

それぞれの特徴と得意とする調理方法、選び方をご紹介してきました。

雪平鍋のように使い、和食を得意とするワナベ(Wa-NABE)と、羽釜のような特徴で炊飯を得意とするラ ココット デ ゴハン(ラ ココット de GOHAN)ということがわかりましたね。

サイズ感は、できれば現物を確認してみるのがおすすめですが、むずかしければ他の記事も参考に選んでみてくださいね!

どちらも持っている私は両方ともおすすめですが、ご自分がやりたい調理方法や用途に応じて選んでみてくださいね!

 

 

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【徹底比較】ストウブ・ワナベとラ・ココットdeGOHANの選び方・違い・どっちがいい?

 

【ストウブ】Wa-NABE(ワナベ)とラ・ココットdeGOHAN(ラ・ココットデゴハン)の徹底比較

かラウンドどっちがいい!?おすすめを紹介

違いは何?比較と選び方ガイドです^^

 

 

ストウブが欲しい!
特にワナベとラ・ココットデゴハンどちらにするか迷う…
似たような形してるけど、どっちが良いの?

こんなお悩みを解決します。

ストウブには色んな形があり、どのストウブを選べば失敗しないか購入前は悩みますよね。

特にストウブで鍋炊飯したい人は『ワナベ』と『ラ・ココットデゴハン』どちらにするか考える方も多いかと思います。

そこで本記事は『ワナベ』と『ラ・ココットデゴハン』を徹底比較し、どちらを購入すれば失敗しないか説明します!

私自身、ストウブが大好きでワナベを愛用中だよ♡

ワナベを購入する前に、ラ・ココットデゴハンとめちゃくちゃ比較して購入したから、悩んでる人はこの記事を参考にしてね!

この記事を読むことで、自分がどちらを購入するべきか分かり、失敗せずにお買い求め頂けますよ。

2位

ストウブのワナベとラウンドそれぞれの特徴はなに?」「どっちがおすすめ?」

ストウブを購入する時に、ワナべかラウンドどっちにしようか悩む方は多いとおもいます。

coto
そもそも何が大きく違うの?と思いますよね。
この記事ではストウブのワナベ・ラウンドどちらも愛用している私が、ワナベとラウンドの特徴を比較し、おすすめな人を紹介しています。

本記事が悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

 

3位

ストウブのワナベとゴハンの違いは何か解説します!

日本の料理、鍋がヒントとなり開発されたストウブ、ジャポネスクシリーズの「ワナベ Wa-NABE」は、底が丸みを帯びているのが特徴です。

でも、似た形をしている「ラ・ココットdeゴハン」との違いは何でしょうか?

ご飯を炊くのに特化した「ゴハン」 VS 能力未知数の「ワナベ」

この記事では、わなべとごはんの違いを解説しています。

ワナベの得意料理もまとめたので、ワナベが気になっている方、ワナベとゴハンどっちを購入しようか迷っている方、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

ワナベとココットデゴハンどちらがおすすめ?ネット上での口コミ・評判を紹介

まずは、ワナベとココットデゴハンのネット上での評判・口コミを紹介しますね。

 

ワナベのネット上での口コミ・評判

ラ・ココットデゴハン

ワナベとココットデゴハンの違いは?

ワナベとココットデゴハンの違いを詳しく説明していきます。

 

Wa-NABE(ワナベ)

ワナベの特徴は公式サイトで以下のように述べられています。

丸みを帯びたそのボディ。実は和食を作るのにとっても理に適っているんです。丸みに沿って鍋底から対流が促されることで、出汁がしっかり煮立ち、食材にも沁み込みやすくなります。料理人が愛する雪平鍋の様な使い心地、それがストウブのWa-NABEです。

ツヴィリング J.A. ヘンケルスジャパン 株式会社 サイトより引用
そう、丸みのあるボディが特徴なんですよね!

炊飯釜のような形をしているから、熱電流が非常に良いのです。

ラ・ココットdeGOHAN(ラ・ココットデゴハン)

ラ・ココットデゴハンはご飯を美味しく食べるために開発された鋳物です。

伝統的な羽釜に着目し、日本のお米の旨みを引き出すために開発した「ラ・ココット de GOHAN」。丸みのある厚い鋳鉄製の鍋で、一粒一粒ムラなく加熱。お米の芯までふっくらと、甘み感じる炊き上がりに。

こだわる人は始めている、「最高のごはんの贅沢」をストウブで。

ツヴィリング J.A. ヘンケルスジャパン 株式会社 サイトより引用

ラ・ココットデゴハンの美味しさは、炊飯器と同様の形である羽釜に理由があります!

「ラ・ココット de GOHAN」は昔ながらの羽釜に着目。丸くカーブした底のフォルムで、鍋底から大きな対流を生み出し、鍋全体でお米をムラなく加熱します。 厚みのある鋳鉄製なのも羽釜と同じ。鍋全体がゆっくり均一に温まり、お米の芯まで水分がしっかり浸透。さらに蓄熱性が高いので、火加減を細かく調節しなくても沸騰中の細かな対流を維持でき、一粒一粒にムラなく熱が伝わります。

 

2位1 ワナベとラウンドの特徴を比較

ワナべとラウンドの違いは、主に下記の2つのみです。

鍋の形状の違い
蓋の形状の違い
この2つだけで意外と特徴が変わってくるんです。詳しくみていきましょう

 

1.1 鍋の形状の違い

鍋の形状の違い
ワナベ:鍋底に向かって丸くなっている形状
ラウンド:鍋の上から下までストレートに落ちている形状
まず一番の違いは鍋の形状です。

この形状だけで鍋が得意・不得意とする調理方法が変わってきます。

実際それぞれどんな調理方法に向いているのか表で紹介します。

 

1.1.1 茹でる

ストウブは急な温度変化が苦手なため、徐々に強火にする必要があります

なのでパスタを茹でる時など早くお湯を沸かしたい場合、お湯が沸くまで時間がかかります。

ただ保温性が高いので、お湯が沸いてしまえば冷めにくいという利点もあります。

茹で調理の評価は鍋の形状ではなく、ストウブの特性からつけました。

 

茹でる

ストウブは急な温度変化が苦手なため、徐々に強火にする必要があります

なのでパスタを茹でる時など早くお湯を沸かしたい場合、お湯が沸くまで時間がかかります。

ただ保温性が高いので、お湯が沸いてしまえば冷めにくいという利点もあります。

茹で調理の評価は鍋の形状ではなく、ストウブの特性からつけました。

煮る

煮るはどちらとも得意ですが、特に得意なのはワナベです。

鍋底が丸くなっていることで、素材の水分や調味料が煮立ちやすく、また食材全体に味が染み込みやすくなっています

さすがジャポネスクシリーズと言いたくなるほど、肉じゃがや大根の煮物などの、醤油やみりんを使用した和食を作るのが得意です。

蒸す

蒸し料理も両者ともに得意ですが、やはりラウンドが優れています

ラウンドは鍋底が平らなので、ワナべよりも野菜やお肉がたくさん入ります。

さらに蓋もガッチリ閉まる形状なので、無水調理が得意です。

焼く

焼き料理は鍋底が平らのラウンドの方が得意です。

しかし得意といってもフライパンほどではないので、私は焼き料理にワナベやラウンドは使うことは滅多にありません。

炒める

野菜炒めやチャーハンなどの炒め調理も不向きです。

しかし玉ねぎやじゃがいもなどを少し炒めてから、蒸したり煮たりストウブ調理をすることは可能でとても便利です。

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カレーやシチューなどはよくこの調理方法で作ります。

揚げる

鍋底が丸くなっていることで油の量を節約できるので、揚げ物にはワナべがおすすめです。

オーブン

ストウブ鍋を丸ごとオーブンに入れられるので、鶏肉の丸焼きやパンを焼くのにも重宝します。

ラウンドは鶏肉の丸焼き、ワナべはパンなど形状に合わせてどちらも使用することができます。

炊飯

ご飯を炊くのはどちらも可能ですが、ワナベの方がふっくら美味しく炊けます。

使い勝手の良さで選ぶならワナべ!

ワナべは底が丸いので、お玉やスパチュラ、しゃもじなどが鍋にフィットして扱いやすいです。

また洗いやすさもワナべの魅力。

様々な調理方法に向いていて、普段の食事を作るのにとても使い勝手が良いです。

 

1.2 蓋の違い

ワナベ:蓋を乗せるように閉める感じ・蓋裏はシステラ
ラウンド:蓋はガッシリとはまる感じ・蓋裏はピコ
まず最初に蓋の形状。

 

ナベは蓋がのっているように閉まりますが、ラウンドははまるような感じで閉まります。

この違いから蒸気を逃さないラウンドの方が、無水調理は得意です。

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野菜とお肉と塩だけで本当に美味しいスープができます!
次に蓋裏の「システラ」と「ピコ」の違いです。

 

公式によるとこの2つの機能の違いは全くないそうです。

この2つ、形以外はまったく同じ機能をはたします。
システラの蓋はピコ・ココットの平らな蓋と違いドーム状です。ドーム状の蓋でセルフベイスティングシステムが得られるよう、開発・デザインされたのが『システラ』です。

ストウブ公式facebookより

この蓋裏のピコやシステラは、食材の旨みを含んだ蒸気が液体化した時に鍋の中にふりそそがせる役割を担っています。

ピコやシステラのおかげで、ストウブは素材の旨み最大限にをいかした料理を作ることができます。

 

 

3位ストウブのワナベとラ·ココットdeゴハン、形の違い

ワナベとゴハンの違いを一言で表すと、

「雪平鍋と羽釜の違い」と言えるんです。

 

どういうことかというと、

 

ワナベはゴハンと比べて、鍋口が広く、深さも浅いんです。

ワナベの方が、全体に平たい形をしているんですね。

写真を載せますね!

 

分かりますか?

上の「ワナベ」の方が横広く、下の「ゴハン」の方が縦に高い形状ですよね。

容量はというと、例えばこの写真の同じMサイズだと0.2Lの差です。

ゴハンの方が少し容量が多いですが、ほぼ同じ容量でも形状がこのように違います。

 

続けて同じくMサイズの詳細を比較してみると、

ワナベの直径は18㎝、ゴハンの直径は16㎝で鍋口はワナベの方が2㎝広い。

深さはワナベが8.5㎝、ゴハンが11.4㎝で、3㎝も高さに違いがあります。

 

形状をもう少し詳しく、お伝えします!

ワナベのMサイズは、直径18㎝、底の直径12.5㎝。
底に向かうにつれて、約6㎝すぼんでいくような形です。

一方、ゴハンのMサイズは直径16㎝、底の直径が11.5㎝。
底に向かって約4㎝すぼむので、ゴハンはワナベより寸胴な形をしているということが分かります。

 

ゴハンは高さがあるので、炊飯時に吹きこぼれにくく、さらにこの深く寸胴な形により、さらに蓄熱性も高いんです(もともとストウブは蓄熱性が高いのですが、さらに!)。

1合からご飯を美味しく炊くことを目的に開発されたので、まさに炊飯に特化したココットといえるでしょう。

 

3位ワナベの特徴って何?おすすめの使い方って?

ワナベの特徴って何?おすすめの使い方って?
ゴハンは炊飯に特化したお鍋ということで分かりやすのですが、ではワナベの調理の特徴って、何でしょう?

 

前章でご紹介したように、基本的にワナベは雪平鍋を使用するように使うとGood!

ワナベの雪平鍋のようなラウンド型の底は、丸みに沿って鍋底から対流が促されやすくなっているからなんです。

底が平たく垂直になっているストウブの「ココピコットラウンド(定番のモデル)」と比較をしてみます。

ココピコットラウンドは、沸きあがってきたお湯により、食材は上下に動きます。

一方、ワナベは、食材一つ一つが回転し、さらに鍋の中全体にも大きな対流が発生します。

そのため、出汁もしっかり煮立つし、食材にもまんべんなく火が通り、味もしみこみやすくなるのです。

 

ワナベの得意料理はなに?

ではワナベはどんな時に活躍するのでしょうか?

 

対流を活かした煮込み、揚げ物が大得意!

上で書いたように、ワナベはしっかりした対流が起こせることが特徴なので、得意料理は、食材が浸るくらいの水や出汁を使用した煮物や、油をしっかり張って調理する揚げ物となります。

人参だけまだ固かった!という煮ムラの心配は不要ですよ。

また、うどんやそば、パスタなど、麺を茹でる際にもしっかりとムラなく火が通るので良いですよ!(ただしある程の大きさは必要!)

 

ワナベも実はご飯は美味しく炊ける!

「ゴハンが炊飯に特化している」とお伝えしましたが、実はワナベも炊飯が上手なんです。

ワナベだけじゃなく定番のラウンドもですが、ストウブでのご飯は美味しく炊けますよ。

 

 

3位ご飯炊くなら、ワナベとゴハン、どっちにする?

炊飯だけ1~2合したい!という場合には、1合から美味しく炊けるゴハンを使用することをおすすめします。

ですが、炊飯は3合以上したいし、時々炊飯以外にも使いたい!という場合には、ワナベの方がいいかも!

というのも実は、ゴハンは、Sサイズが1合、Mサイズが2合目安です。意外と一度に炊けるご飯の量が少ないんですよね。

最近はLサイズも出ましたが、Lにもなると結構、大きいんです!

なので、大きめ容量で、できれば炊飯以外もしたいかも〜!という場合には、せっかくならばワナベを使ってご飯も炊くし、煮込み料理などもしてしまうのがおすすめですよ。

 

ワナベとココットデゴハン失敗しない選び方

決してお安い買い物ではないので、購入時は失敗したくないですよね。

失敗しない選び方について説明していきます

 

用途で選ぶ

ストウブを購入し、何を作るかまずはよく考えましょう。

ご飯を炊きたい
煮物を作りたい
ちょっとしたおかずを作りたい

何を作っても失敗はないけど、失敗しないためにもメインの用途は考えようね

炊飯メインならココットデゴハン
炊飯だけを考えてる人はココットデゴハン一択でOK!

ワナベよりもココットデゴハンのほうが鍋の高さがあるため、炊飯時に吹きこぼれる心配がありません

 

炊飯以外にも使うならワナベ
逆に炊飯以外にも、おかずを作る予定がある人はワナベがおすすめです。

なぜなら、ワナベのほうがココットデゴハンより横幅があるので調理しやすいからです。

 

 

2 位結局ワナベとラウンドどっちがおすすめ!?

3位ワナベとゴハン サイズ比較してみよう!

Wa-NABE ワナベ サイズ詳細の一覧

Wa-NABE ワナベ サイズ詳細の一覧
ここで、ワナベとストウブのサイズの詳細をチェックしておきましょう!

サイズ選びの参考にしてくださいね。

【Wa-NABE S】

容量:1.1 L 幅:16 cm 底の直径:12.5 cm 直径:16 cm 重さ:2.59 kg 長さ:21.6 cm 高さ:9.5 cm

高さ(フタ除外時):7 cm

【Wa-NABE M】

容量:1.6 L 幅:18 cm 底の直径:12.5 cm 直径:18 cm 重さ:3.12 kg 長さ:24.2 cm 高さ:11.3 cm

高さ(フタ除外時):8.5 cm

【Wa-NABE L】

容量:2.35 L 幅:20 cm 底の直径:12.5 cm 直径:20 cm 重さ:3.2 kg 長さ:26.5 cm 高さ:11.6 cm

高さ(フタ除外時):10 cm

【Wa-NABE XL(希少なモデルのため、サイズ情報が不足してます、すみません!)】

容量: 3.75L 幅:24㎝ 底の直径:? 重さ:5㎏ 長さ:31㎝ 高さ:? 高さ(フタ除外時):10㎝

 

GOHAN ゴハン サイズ詳細の一覧

GOHAN S】

容量:0.75 L 幅:12 cm 底の直径:8.8 cm 直径:12 cm 重さ:1.45 kg 長さ:16.1 cm 高さ:11.4 cm

高さ(フタ除外時):8.3 cm

【GOHAN M】

容量:1.8 L 幅:16 cm 底の直径: 11.5 cm 直径:16 cm 重さ:2.35 kg 長さ:21 cm 高さ:15.5 cm

高さ(フタ除外時):11.4 cm

【GOHAN L】

容量:3 L 幅:? 底の直径:15.5 cm 直径:20 cm 重さ:3.9 kg 長さ:25.5 cm 高さ:17.1 cm

高さ(フタ除外時):12.2 cm

 

ワナベとゴハンのサイズを容量で比べてみる!

上のワナベとゴハンのサイズ詳細を、分かりやすく容量で比較してみましょう!

Sサイズだと、0.35Lほどの差で、ワナベの方がゴハンよりも大きいです。

Mサイズだと、0.2Lほどの差で、ゴハンの方がワナベよりも大きくなります。

Lサイズになると、0.65L(500ミリのペットボトル1本とちょっと)の差で、ゴハンの方がワナベよりも結構大きくなります。

 

ワナベとココットデゴハンをよく比較して失敗しない買い物をしよう

近くに現物が確認できるようだったら、購入する前に一度手に取ってサイズ感をみるのがおすすめです。

私はワナベのLサイズの現物を見て購入したけど、思った以上に小ぶりだなって最初感じたよ!

サイズで迷ってる人は、ワンサイズ上を購入したほうが失敗しないかと思います。

ワナベとココットデゴハン、どちらにするか迷ってる人は

使用用途を確認(炊飯だけならココットデゴハン一択で良い)
サイズ(高さや幅をよく確認)
この2点をよく考えて購入してくださいね。

ではまた!

まとめ

「ゴハンで炊飯以外になにが作れるの!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

-ストウブの選び方