ル・クルーゼは約100年前にフランスで誕生し、世界中で愛されているキッチンウェアブランドです。
憧れはあるものの、使いこなせるか不安があったり、サイズやシェイプが豊富なのでどれを選べば良いか分からず迷ってしまったりする方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、「失敗しないル・クルーゼ鍋の選び方|使いやすいサイズ、人数別、料理別おすすめをレポート」と題して、ル・クルーゼの選び方をサイズ別、カラー別、調理方法別にご紹介するとともに、実際に使ってみての使用レポもご紹介します。
ル・クルーゼの購入を検討している方はこの記事を参考にしてみてくださいね♪
Contents
- 1 フランス生まれの高級キッチンウェアブランド!「ル・クルーゼ」の鋳物ホーロー鍋の魅力とは?
- 2 サイズ・カラー・作りたい料理によって使い分けよう!選び方のご提案
- 3 サイズに迷ったらこれを参考に選ぼう!人数やよく作るメニューで選ぶと失敗が少ない!
- 4 ココット・ロンド20cm使用レポ|4人家族の場合:メインディッシュ作りにピッタリ
- 5 ココット・ロンド18cm使用レポ|2人暮らしにピッタリ!実際に使うと、メインにも副菜にも絶妙なサイズ感!
- 6 ココット・ロンド16cm使用レポ|小ぶりなので副菜作りにピッタリ!サブの2台目の鍋として大活躍!
- 7 カラーに迷ったらこれを参考に選ぼう
- 8 料理によって使い分ける!料理別おすすめ鍋6選
- 9 まとめ:毎日でも使いやすい鍋!使えば使うほど良さがわかる鍋
フランス生まれの高級キッチンウェアブランド!「ル・クルーゼ」の鋳物ホーロー鍋の魅力とは?
フランス北部の小さな村、フレノワ・ル・グランで200年以上前から作られていた鋳物ホーロー鍋に、初めてカラーリングを施す技術を開発したのがル・クルーゼの始まり。
ここから鋳物ホーロー鍋の新しい歴史が始まりました。
ル・クルーゼは、食文化が多彩にあり、食へのこだわりがあるフランスで1925年に誕生したキッチンウェアのブランドです。
ル・クルーゼは世界三大料理のひとつ、フランスで生まれたお鍋!鋳物ホーロー鍋のパイオニア!
世界三大料理の一つでもある「フランス料理」。
肉や魚、さまざまなハーブや調味料にこだわって作られた料理で、フランスの国柄でも展開された料理技法だと言えます。
フランスはイタリア、スペイン、ドイツなど様々な国が陸続きで隣接しているため、周辺の国から食文化も影響を受けています。
特に影響を受けたのはイタリア料理。
それまで素朴だった調理方法が、様々な香辛料や、砂糖、ソースを使用した料理に変わりました。
話が少しそれましたが、ル・クルーゼは、このように食材や調味料、調理技法にまでこだわったフランスで生まれたお鍋なので、品質も良いに決まっています!!
今ではさまざまなメーカーから鋳物ホーロー鍋が発売されていますが、鋳物ホーロー鍋のパイオニアは「ル・クルーゼ」です。
現在ル・クルーゼが取り扱っている製品は、鍋や調理器具、食器など多岐にわたっていますが、最も有名なものは「ココット・ロンド」をはじめとする鋳物ホーロー鍋です。
伝統の鋳物ホーローに、さらに伝統的な製法を用いて施されたカラーリング。
キッチンに豊かな彩りをもたらすキッチンウェアのパイオニアとして、暮らしに豊かさや感動を与えてきました。
高品質な素材を使用し、受け継がれてきた高い技術を用いて、繊細なグラデーションを職人が施します。
ル・クルーゼのお鍋の素材は鋳鉄にホーローがコーティングされたもの。
鋳鉄の特徴として、熱伝導率が高く、保温性・蓄熱性が高いことが挙げられます。
そのため鍋が一度温まると冷めにくく、弱火でもじっくりと食材に熱を加えることができます。
また、蓋も鋳鉄でできており、重量感はありますが、この重量感のおかげで鍋内をしっかり密封することができます。
鍋内に食材から出た水分や栄養、香りをしっかり閉じ込め、料理がより美味しく仕上がります。
しっかりと密閉してくれるので、食材から出る水分のみで無水調理も可能。
私はこの無水調理で作った野菜の旨味と甘味たっぷりのお鍋が大好きです♪
対応熱源は、ガス火だけでなくIHも対応のため、引越し先やプレゼントする方の熱源を気にせず、長く使うことができるお鍋です。
それ以外にもオーブンでも使うことができるので、料理の幅が広がりますよ。
ル・クルーゼはギフトとしても人気の商品です♪
また、見た目は華やかで可愛いデザイン。
料理を作ったまま食卓にサーブしたり、キッチンに出しっぱなしにしてもおしゃれです。
煮物、揚げ物、無水調理、炒め物、炊飯、グリルなど様々な調理方法に対応するル・クルーゼはひとつ持っておきたい便利なお鍋です。
ル・クルーゼは世界中で愛されており、現在では60カ国以上で販売され、世界を代表するブランドに成長しました。
ル・クルーゼ鋳物ホーロー鍋の魅力1:熱伝導率の高さ、蓄熱性の高さで素材の旨味を引き出す
ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋は素材が鋳鉄でできているため重みがあります。
鋳鉄の特徴は、熱伝導率が高く、蓄熱性が高いことです。
よく使われているアルミのお鍋やフッ素樹脂加工のお鍋と比較し、熱が食材にゆっくりと伝わり、じっくりと加熱します。
蓄熱性が高いことによって、煮込み調理や汁物を作る際も弱火で十分加熱できたり、焼く調理の際には食材が硬くなりすぎずに焼き上げることができます。
さらにル・クルーゼには、表面にホーロー加工が施されています。
「サンドホーロー」「ブラックマットホーロー」と2種類ありますが、どちらも遠赤外線効果も発生し、じっくりと加熱されるんです。
これらの蓄熱製の高さや遠赤外線の特徴により、加熱し火から下ろしたあとも、食材にゆっくりじんわりと熱が入ります。
弱火や余熱でも食材に熱が通るので、型崩れすることなく、素材本来の味をしっかりと引き出してくれます。
鍋の蓄熱性が高いので、加熱時間が短く済んだり、温め直しを何度もしたりする必要がないので、電気代・ガス代の節約ができ省エネ効果も期待できるんです♪
ル・クルーゼ鋳物ホーロー鍋の魅力2:蓋の重さによって素材の旨味を閉じ込める
また、蓋が重たいことにも料理が美味しく仕上がるポイントがあるんです。
蓋の重みによって鍋と蓋との密封性が高まり、鍋内に素材から出た旨みや蒸気が充満します。
ル・クルーゼの蓋には2つ特徴があります。
それは「ドームエフェクト」と「スチームコントロール」です。
それぞれご説明しますね!
「ドームエフェクト」
蓋がドーム型に丸くなっていることにより、鍋内に充満した蒸気が循環しやすくなり、食材を包み込みながら加熱します。
そのため食材がパサつきにくく、柔らかく熱がはいりますよ!
「スチームコントロール」
もう1点は、お鍋本体と蓋に僅かに隙間があいているんです。
蓋に3箇所突起がついていることでこの隙間ができるのですが、この隙間からゆっくり均一に蒸気が抜けます。
せっかく密閉するのに蒸気が抜けちゃっていいの?と疑問に思うかもしれません。
しかし適度に蒸気が抜けることによって、素材本来のおいしさを引き出しやすくなったり、旨みが凝縮したり、雑味が抜けたりしてくれるんです!
さらに、ふきこぼれもしにくくなるので、安全面でも安心の作りになっているんですよ。
購入する際に重みは気になるポイントではありますが、美味しくしあがるので、メリットの方が上回るのではないでしょうか。
ル・クルーゼ鋳物ホーロー鍋の魅力3:一生使えて100年鍋とも称される耐久性。
ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋は、フランスの工場で職人の手によってひとつひとつ丁寧に生産されています。
丈夫な鋳物でできた本体に、さらに強度と使い勝手を増すためにガラス素材のホーローを何層も重ねて吹き付けて、傷やにおいがつきにくくなっています。
そのため、耐久性が高く、欠けたり痛んだりしにくいという特徴があり、正しく使っていれば100年は持つ鍋と言われています。
つまり、一生使えるお鍋ですよね!
ル・クルーゼ鋳物ホーロー鍋の魅力4:カラーバリエーションも豊富で好みのカラーも見つかる
また、カラーバリエーションが豊富なことも魅力のひとつ。
ビビットカラーからパステルカラーまで揃っているので、きっとお好みのカラーが見つかるはず!
好みのカラーのキッチンウェアがあれば、料理する時間やキッチンに立つ時間がより楽しくなりそうです♪
サイズ・カラー・作りたい料理によって使い分けよう!選び方のご提案
ル・クルーゼのお鍋はシリーズやサイズのバリエーションが豊富です。
よく作るメニューや、家族構成、目的に応じて最適なサイズを選びましょう。
サイズに迷ったら→こちら
ル・クルーゼのお鍋は、はっきりしたビビットカラーから淡いパステルカラーまで、カラーバリエーションが豊富です。
お好みのカラーを選んだり、ご自宅のキッチンのカラーに合わせて選んだり、様々なコーディネートを楽しめます。
カラーに迷ったら→こちら
ル・クルーゼのお鍋は、ほとんどのお鍋がどんな調理方法にも対応しています。
作りたいメニューに合わせてお鍋を使い分けることでより美味しく料理できますよ!
料理によって使い分ける→こちら
サイズに迷ったらこれを参考に選ぼう!人数やよく作るメニューで選ぶと失敗が少ない!
ル・クルーゼのお鍋はシェイプやサイズのバリエーションが豊富です。
よく作るメニューや、家族構成、目的に応じて最適なサイズを選びましょう。
※炊飯をする場合、直径24cm以上のお鍋は炊き上がりにムラが出来てしまう場合があるので注意しましょう。
シグニチャー・ココット・ロンド
鍋口のサイズ | 目安人数 |
14cm | 1人〜2人分 |
16cm | 1人〜2人分(炊飯1合) |
18cm | 2人〜3人分(炊飯2合) |
20cm | 2人〜4人分(炊飯3合) |
22cm | 3人〜5人分(炊飯4合) |
24cm | 4人〜6人分 |
26cm | 5人〜7人分 |
28cm | 6人〜8人分 |
30cm | 7人〜9人分 |
あわせて読みたい:【ル・クルーゼ ココット・ロンド】サイズの選び方|口コミや評判・サイズごとの使用用途を徹底解説
シグニチャー・ココット・ジャポネーズ
鍋口のサイズ | 目安人数 |
18cm | 1人〜2人分(炊飯2合) |
24cm | 3人〜5人分(炊飯4合) |
あわせて読みたい:【ル・クルーゼ ココット・ジャポネーズ 】サイズの選び方|口コミや評判・サイズごとの使用用途を徹底解説
シグニチャー・ココット・オーバル
鍋口のサイズ | 目安人数 |
17cm | 1人〜2人分(炊飯1合) |
23cm | 2人〜4人分(炊飯3合) |
25cm | 3人〜5人分(炊飯4合) |
27cm | 4人〜6人分 |
あわせて読みたい:【ル・クルーゼ オーバル 】サイズの選び方|口コミや評判・サイズごとの使用用途を徹底解説
ル・クルーゼ(Le Creuset) ココット・エブリィ
鍋口のサイズ | 炊飯量 |
18cm | 3合まで |
20cm | 5合まで |
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ココット・ロンド20cm使用レポ|4人家族の場合:メインディッシュ作りにピッタリ
夫婦と幼い子供2人暮らしのご家庭では20cmがピッタリ!という意見もみられました。
カレーや肉じゃがなどの煮込み料理や、チキンステーキなどのグリル料理など、毎日使っているそうです。
ル・クルーゼで焼くことで、肉が縮んで固くなるということが起こりにくくジューシーで柔らかく仕上がります。
そのためこれまでフライパンで作っていたものもお鍋で作るようになったとか。
様々な調理方法に対応するのでとても便利なお鍋です。
また、汚れも落としやすいので、焦げついてもストレスなくお手入れできることも毎日使いたくなる理由の一つ。
家族構成が変わったり食べる量が変わっても使いやすいサイズです。
食べる量や作るものにもよりますが、ココット・ロンド20cmでメインディッシュを作る場合、2人暮らし〜幼い子供2人までの4人暮らしにちょうど良いサイズです。
副菜作りなら大人4人分くらいは作ることができますよ!
ココット・ロンド18cm使用レポ|2人暮らしにピッタリ!実際に使うと、メインにも副菜にも絶妙なサイズ感!
ご夫婦2人暮らしのご家庭ではココットロンド18cmが大きすぎず、小さすぎないサイズ感で、大活躍しているそう。
結婚祝いにも人気のサイズです。
ル・クルーゼで作るだけで旨みたっぷりに出来上がるので、特別な日のお料理だけでなく普段使いにも。
野菜たっぷりのスープやお味噌汁が、野菜がホクホクで美味しく仕上がりますよ!
例えば、ル・クルーゼ公式サイトのレシピ集に掲載されている「秋冬野菜と白いんげん豆のミネストローネ」は火入りが難しいとされている、豆も肉も入っています。
しかしこれも美味しく仕上がるんです!
肉は柔らかくジューシーに、先に焼き付けてから煮ているので香ばしくもあります。
お豆はふっくらととろける柔らかさに仕上がります。
他の野菜も形は残りつつもとろとろに煮込まれ、素材本来の甘みが感じられます。
また、天ぷら鍋としてもちょうどよいサイズ感。
直径が大きすぎないので、油の量も少なくて済み、飛び跳ねもほとんどありません。
揚げ物が美味しく出来る秘訣は、鋳物ホーローの蓄熱性の高さがあるから。
油の温度が下がりにくく一定に保たれ、べちゃっとならずにからりと揚げることができます。
一度にたくさん揚げることもできるので調理時間の短縮にもつながります。
ココット・ロンド18cmは、大人2人暮らし〜小さいお子さん1人いるご家庭でとても使い勝手が良いサイズです。
副菜は大人4人分は余裕で作ることができ、炊飯も3合までできるので、サブのお鍋としても大活躍するでしょう。
ココット・ロンド16cm使用レポ|小ぶりなので副菜作りにピッタリ!サブの2台目の鍋として大活躍!
ココット・ロンド16cmは1人〜2人分との表記があるように、それ以上の人数のご家庭では小さすぎると思い敬遠している方もいるでしょう。
しかし、副菜作りやスープ作り、お弁当のおかず、離乳食作り、ジャム作りなどに大活躍!
副菜作りなら3人〜4人分つくることができ、重さも重すぎないので使い回しが良いサイズです。
確かにメインディッシュをつくろうとすると1人〜2人用になってしまいますが、コンパクトで使い周りが良いので毎日大活躍してくれる鍋です。
副菜作りは少量の調理になりますが、少なめの調理では美味しく作れないとの悩みが出ることが多いんです。
ル・クルーゼ鍋はこのようになかなか美味しく副菜が作れない方にもおすすめ!
冷蔵庫にある野菜を入れて蒸し野菜にしたり、蒸し焼きにするだけで、野菜の甘みや旨みたっぷりのおかずが完成します。
少ない食材でも満足感のあるおかずが作れるので、副菜だけでなくお弁当のおかずやちょっとした付け合わせ作りにも大活躍です。
また、鍋のサイズが小ぶりなので、そのままテーブルにサーブしても圧迫感がなく、温かいまま取り分けられるのでおすすめですよ。
それ以外にも、1人分の温め直しにも使えるので、帰りが遅いご家族がいる場合や、ランチは1人で食べるというご家庭にも。
コンパクトではありますが、使い勝手の良いサイズです。
ル・クルーゼの特徴なのでどのお鍋にも言えることですが、熱伝導率が優れていて、蓄熱性が高い鋳物ホーロー鍋なので適切な火加減に設定さえすれば、その後はとくに調整したり、何度も食材を混ぜたりせずに上手に調理してくれます。
ドーム型の蓋によって熱と旨みを含んだ蒸気が食材を包み込むように滞留し、食材の内側からじっくりと加熱し食材がパサつかずに仕上がります。
また、完全に密封しないように僅かに隙間もあります。
スチームコントロールとよばれるこの機能によって、素材の雑味や余分な蒸気が逃げ、素材本来の美味しさを引き出し、旨みを凝縮します。
さらに、この隙間により吹きこぼれにくくもなっているので安心の設計になっています。
カラーに迷ったらこれを参考に選ぼう
ル・クルーゼの鍋はカラー展開が豊富なことも特徴です。
キッチンがパッと明るくなるビビットカラーから、テーブルが一気に華やかに柔らかくなるパステルカラーまでたくさんあることが魅力。
キッチンのカラーに合わせて選んだり、テーブルや器に合わせてコーディネートも楽しめますよ♪
ひとつひとつ職人の手作業で作られており、同じカラーでも細かなグラデーションや魅せる表情が異なりますので、実際に目でみてお気に入りのものを見つけてくださいね!
代表的なカラーを以下に挙げていきます。
オレンジ:ル・クルーゼが初めて出したカラー!
ル・クルーゼのイメージカラーとして定番化しているカラー。
それもそのはず、1925年ル・クルーゼが初めて世に出したお鍋のカラーだったんです。
なぜオレンジ色にしたかというと、素材が鋳鉄ということもあり、溶鉱炉の中で溶ける鉄の色を再現したから。
海外では「flame(フレイム=炎)」や「volcanic (ヴォルカニック=火山)」といった愛称で親しまれ、ル・クルーゼと言えばのカラーとして定着していますよ。
モノクロのインテリアや、暗めのウッドのインテリアのキッチンにはオレンジの映えるカラーがおすすめ。
寂しくなりがちなキッチンに明るさをもたらしてくれます。
ル・クルーゼはオレンジで揃えてもよいですし、他のカラーとの相性も抜群です!
チェリーレッド:グラデーションが印象的!フランスで一番人気のカラー
綺麗な赤、はチェリーレッドはオレンジと並ぶ定番色でベストセラー。
ル・クルーゼの母国であるフランスでは一番人気のカラーです。
ただの真っ赤ではなく、グラデーションがかかっており、とても綺麗です。
チェリーを連想させる綺麗な深みのある濃厚な赤色が、テーブルを華やかにしてくれ、食用苦を増進させてくれます。チェリーレッドのカラーがあるシリーズが豊富なので、同色で他のバリエーションも揃えたいという方にもおすすめのカラーです。
ややブラックがかったチェリーレッドは、上品で明るくなりすぎない印象。
そのため明るくしすぎたくないキッチンに使うとより色がはえますよ!
特にやや暗めのウォールナットやチークの木材を基調としたインテリアや、逆に明るいホワイトのインテリアに落ち着きを与えてくれます。
チェリーレッドもどんなカラーにも合いますが、全てチェリーレッドで揃えている様子は素敵でした…♪
マットブラック:重厚感がある落ち着きのある佇まい
鋳物の質感を活かした、マットブラック。
重厚感がありカッコよく落ち着きのある佇まいが魅力的。
パッと目を引く明るさはありませんが、和食も洋食もどんなお料理にも合い、キッチンやインテリアも邪魔しないカラーで、お好みに合わせてユニセックスにお使いいただけます。
プロの料理人も愛用するカラーで、世界ではチェリーレッド、オレンジに続く人気色です。
内側は他の鍋と違い、「マットホーロー加工」が施されています。
グリルやスキレットにもこの加工が施されているように、油馴染みがよく、食材がこびりつきにくく焼き付ける料理を得意としています。
使い込んで、"自分の鍋"にしてくださいね!
ブラックにおすすめのインテリアは、やはりモノクロのインテリア。
明るいル・クルーゼで、単調になりやすいインテリアにアクセントをもたらしても良いですが、シンプルに揃えるのも◎
また、すでにさまざまなカラーがあったり、ごちゃついて見えやすいキッチンには、引き締めカラーのブラックがおすすめですよ。
料理によって使い分ける!料理別おすすめ鍋6選
ル・クルーゼ鍋はサイズやカラーバリエーションが豊富なだけでなく、モデル(シェイプ)も豊富です。
ル・クルーゼのお鍋はほとんどのシリーズで、様々な調理方法に対応しています。
「煮る」「炊く」「蒸す」「焼く」「炒める」「揚げる」を万能にすることができますが、それぞれより得意とするシェイプがあるので、お料理に合わせて使い分けるとより美味しく料理が作れますよ!
調理方法別に、おすすめのアイテムを紹介します。
シグニチャー・ココット・ロンド:煮物・揚げ物・炊飯・蒸し物・炒め物に
ル・クルーゼの代表的なシェイプでロングセラーのお鍋です。
煮物、揚げ物、炊飯、蒸し調理、炒め物などマルチに使うことができますよ!
熱あたりが柔らかいので、特に無水調理などの食材の旨みをじっくり引き出したいものにおすすめです。
熱源から均一に熱が入るので炊飯や焼き調理にもおすすめ!
サイズも多くあるので、最適なものも見つかりやすいでしょう。
さまざまな調理に使えるオールマイティなお鍋なので、初めてル・クルーゼを購入する方にもおすすめです。
シグニチャー・ココット・ジャポネーズ:鍋に
浅型の作りで、海外では「ココット SUKIYAKI」と呼ばれているように、鍋を囲みながら食事をするのにぴったりの深さです。
取り分けがしやすく、圧迫感のない見た目ですよ。
浅型で底面が広いので、グリル調理にも◎
また、日本の食卓やキッチンにフィットするように作られているので、和食作りにも最適。
鍋や和食だけでなく、リゾットなどの洋食や、ケーキの焼き型としても使用できます。
シグニチャー・ココット・オーバル:煮込み・茹で調理・オーブン料理に
ココット・ロンド同様、マルチに使うことができますが、特に魚や野菜など、長い食材をそのまま調理することができる楕円型のお鍋。
パスタやアスパラガスなどのサイズの長い食材をよく使う方におすすめの便利な両手鍋ですよ。
普段の煮物などに使うことができるのはもちろん、鶏丸ごとを調理したローストチキンなどや豪快な魚料理など、本格的なお料理にも大活躍しますよ。
ビュッフェ・キャセロール:鍋・炊飯・炒め物・オーブン料理に
浅型で底が大きめサイズなので、すき焼きなどの鍋物に最適!
煮魚やロールキャベツも重ならず煮崩れしにくく作ることができます。
食卓の真ん中に置いても、浅型なので取り分けやすいのが特徴。
また、パエリアやアクアパッツァなどの見せる料理にも最適。
フライパンのようにも使えるので、お好み焼きや焼きそばなどマルチに活躍します。
ラウンド・グリル:グリル・オーブン調理に
ラウンド・グリルには波型の溝がついており、肉や野菜、魚やパンにも美しい焼き目をつけることができます。
この溝があることで、肉の余分な油を落としヘルシーに仕上げつつも、表面はパリッと、中はジューシーに焼き上げることができます。
家族で焼肉をする方や、美味しくグリル調理を行いたい方におすすめの鍋です。
ココット・エブリィ:炊飯・煮物・揚げ物に
炊飯に非常に適したシェイプで、お米をよく食べる日本人に合わせて開発されました。
「丸みを帯びた底」「深さのある本体」「ドーム型の蓋」によって熱や水分の対流が効率よく行われ、踊り炊きふぁ起こる設計で、美味しくご飯が炊き上がります。
この対流によって、炊飯だけでなく、さまざまな料理を美味しく仕上げることができます。
深さもある形なので、特に「煮物」「揚げ物」が得意ですよ!
まとめ:毎日でも使いやすい鍋!使えば使うほど良さがわかる鍋
今回の記事では、ル・クルーゼの選び方をご紹介しました。
ご家庭の人数でサイズで選んでもよいし、お好みのカラーから選んでも良いし、作りたい料理に最適なシェイプで選んでも。
同じ料理を作ったとしても、ル・クルーゼ鍋では手間や時間をかけずにおいしい料理を作ることができます。
1つでも十分活躍するお鍋ですが、様々なシェイプを持っているとより使い勝手がよくなりますよ。
この記事で、ご自分に合ったル・クルーゼを見つけてみてくださいね♪