【ストウブ・ココットディープ】サイズの選び方｜口コミや評判・サイズごとの使用用途を徹底解説

ストウブと聞くと丸い形の鍋を思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし実はストウブにはシェイプとサイズがたくさんあるんです。

たくさんあるがゆえ、選ぶ際にも悩んでしまうことでしょう。

決してお値段も安くないからこそ、後悔しないものを選びたいですよね。

この記事では、「【ストウブ・ココットディープ】サイズの選び方｜口コミや評判・サイズごとの使用用途を徹底解説」と題して、ストウブのピコ・ココット　ディープシリーズの特徴や口コミ・評判、サイズごとのおすすめの家族構成や人数、使用用途を詳しくご紹介していきます。

初めてのストウブにどれを迎えるか悩んでいる方、ストウブの使い勝手に感動し2台目、3台目がほしいと感じている方におすすめの記事です。

ストウブの購入で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

ストウブ　ピコ・ココット　ディープの特徴、仕様

たくさんのシェイプを販売しているストウブ。

ピコ・ココット　ディープの特徴を説明する前に、ストウブについて簡単にご説明します。

フランス北東部のアルザス地方で誕生した、「ストウブ（staub）社」。

1974年にフランスの鋳物ホーローの技術と有名シェフが考案したストウブの鋳物ホーロー鍋は、いまではル・クルーゼと並んでフランスを代表する鋳物ホーロー鍋のトップブランドです。

そんなストウブ鍋は鋳鉄とホーローで作られています。

鋳鉄で鍋の型をとったあとに独自のホーロー加工が施されています。

鋳鉄の特徴としては、熱伝導率が高く、保温性・蓄熱性が高いことが挙げられます。

そのため鍋が一度温まると冷めにくく、弱火でもじっくりと食材に熱を加えることができます。

ホーローがコーティングされていることで、食材が張り付きにくくなり、遠赤外線効果で食材に熱が入ります。

さらに錆びにくくもなるので、鋳物とホーローの良いとこどりをしたお鍋です。

また、蓋も鋳鉄でできており重量感はありますが、この重量感のおかげで鍋内をしっかり密封することができます。

食材から出た水分や栄養、香りを鍋内にしっかり閉じ込めてくれるので、素材の旨みが生かされ、料理がより美味しく仕上がります。

たくさん水分が出るので食材から出る水分のみで無水調理も可能。

私はこの無水調理で作った野菜の旨味と甘味たっぷりのお鍋やラタトゥユが大好きです♪

ストウブの鋳物ホーロー鍋の対応熱源は、ガス火、IH、オーブン、炭火です。

さまざまな熱源に対応しているため引越し先やリフォーム後の熱源のことを気にせず購入でき、料理の幅が広がり、長く使うことができるお鍋です。

また、プレゼントにも人気で、贈る方の熱源を気にせず購入することができますよ！

見た目もシンプルなデザインで、カラーによって表情が変わりシックだったり、可愛らしくもなります。

料理を作ったまま食卓にサーブしたりそのまま器にしたり、キッチンに出しっぱなしにしてもインテリアになりおしゃれです。

テーブルコーディネートが一気におしゃれになるお鍋です。

飽きのこないデザインと、優れた耐久性で長く愛用できるお鍋で人気ですよ。

無水調理、煮物、揚げ物、炒め物、炊飯、グリルなど様々な調理方法に対応するストウブ鍋はひとつ持っておきたい便利なお鍋です。

ここからは、ストウブのピコ・ココット　ディープシリーズを知らない方のために、特徴を説明していきます。

どんな調理も万能にできる！

ストウブピコ・ココット　ディープは、ココットグランドとも呼ばれ、ストウブの代表的なシェイプであるピコ・ココットラウンドに高さをプラスしたもの。

容量はピコ・ココットラウンドと比べて25％アップするので、コンパクトサイズですが3人分〜4人分のスープやおかず作りに対応しています。

ピコ・ココットラウンドと同様、どんな調理方法でも使うことができます。

ピコ・ココットラウンドと同様特に煮込み調理・無水調理を得意とし、食材の旨みを閉じ込めた料理を作ることができます。

そのほかにも、揚げ物、炊飯、炒め物・焼き調理、蒸し調理、燻製などにも使用することができる万能鍋です。

素材の栄養や旨みを閉じ込め、いつもの料理がより美味しく仕上がる

ストウブピコ・ココット　ディープシリーズをはじめ、ストウブの特徴は食材から出た栄養や旨みを素材にぎゅっと閉じ込める構造になっていること。

同じ食材や同じメニューでも、ストウブで調理することでお料理がより美味しく仕上がります。

• 素材の旨味や栄養を逃さない
• 素材が持つ本来の旨味を引き立たせる

重厚感のある蓋で隙間なく閉まるので、食材から出た水分だけで無水調理も可能◎

鋳物の厚手の鍋なのでじっくりと食材に火を通すことで食材の旨みをより引き出します。

また、蓋も重みがあるので、熱と蒸気を閉じ込め、柔らかく熱が入りますよ。

このようにじっくり加熱することで、食材の旨味を引き立てることができます。

お芋や米はじっくり加熱することでα化（アルファか）という糖化が進みます。

そのためストウブで作ると「焼き芋」は糖度が高くしっとり、お米は甘くもっちり仕上がります。

他にも、野菜や肉をオリーブオイルで蒸し焼きにして、塩で味付けをするというシンプルな調理方法ですが絶品のメイン料理が出来上がりますよ。

素材の旨みがたっぷりなので調味料をたくさん使う必要もないため、お料理が苦手な方こそ使っていただきたい理由です。

また、ストウブでは無水、もしくは少なめのお水で調理できるため栄養を茹で汁に逃すことなく調理することができます。

例えばかぼちゃはストウブで調理すると栄養成分である「αカロテン」は普通のお鍋の2倍の量になると言われています。

ブロッコリーなどの水溶性ビタミンを多く含む野菜は茹でるのではなく、ストウブで無水調理をすることで栄養を逃すことがありません。

洗練された佇まい

ストウブは見た目がオシャレで出しっぱなしにしても様になる洗練された佇まい。

収納スペースがない方はキッチンに置いておくだけでもオシャレですね！

使い勝手が良いので収納する間もなく使っているという意見もありました。

ピコ・ココット　ディープは大きすぎるわけではないので圧迫感がないのも嬉しいポイントです。

蓋裏のピコ（突起）によるアロマレインでワンランク上の調理ができる

ピコ・ココット　ディープの蓋裏には、独自の突起であるピコが付いています。

食材から出た旨みや栄養を含んだ水分が蒸気となり鍋内に充満します。

蓋裏についた蒸気をこのピコが捉えて水滴となり食材に満遍なく再度降り注ぎます。

アロマレインと呼ばれるこのシステムにより、水分を逃さず効率良く食材を加熱することができます。

食材にアロマレインが降り注ぐことで、パサパサしがちなお魚やお肉もふっくらとジューシーに、野菜は甘みが引き出され、じゃがいもやかぼちゃなどは煮崩れがないのに柔らかくほっくりと仕上がりますよ！

旨みたっぷりに仕上がるので出汁や余分な調味料を加えなくても滋味深い味わいが簡単に完成します。

ガス・IH・オーブン・炭火などあらゆる熱源に対応し、どのご家庭でも使える！

ピコ・ココット　ディープは他のストウブ鍋と同様、ガス火での調理はもちろん、IH、オーブン、炭火にも対応しています。

鍋底が平らなため、IHでも使うことができます。

また、蓋ごとオーブンに入れることも可能◎

お料理が好きな方だけでなく、お料理が苦手な方にも、是非とも試していただきたい調理法です。

じっくり火を通す場合や、ハード系のパンを焼く場合、スイーツやパンの型としても使用できます。

料理の幅が広がり、あらゆる料理が作れますね！

ここまでひとつの鍋でできるのも驚きですが、最後は炭火調理。

炭でも調理が可能なので、キャンプにも持っていきたいですね！

キャンプでは、燻製を作ったり、ご飯を炊いたり、煮込み料理をしたり、パンを焼いたりなど、ダッチオーブンの代わりを果たしてくれます。

ダッチオーブンよりもお手入れが簡単で、ピコによってより美味しく仕上がるのでおすすめです。

どんな熱源にも対応しているので、引越しやリフォームで熱源が変わっても長く使い続けられますし、贈り物の際もお相手の熱源を気にしなくても良いのも嬉しいポイントです！

どの調理方法でも注意点はたった一つ、「強火にしないこと」。

お鍋を長持ちさせるためにもこれだけは守りましょう。

ストウブ　ピコ・ココット　ディープの口コミ・評判

ピコ・ココット　ディープを実際に購入し使用している方の口コミや評判をまとめてみました。

実際使用している人の声はとても参考になりますよね！

良い口コミ・評判｜たっぷり入って使いやすい！サイズがちょうど良い！

• 具沢山スープがとても美味しくできた。
• 煮込み料理をたくさん作ることが多いのでとても使いやすい
• 今持っているものよりも大きめサイズが欲しかったので選んだが丁度よかった。
• 二人暮らしには22cmは大きすぎるので20cmのディープで丁度よかった。

→ストウブのピコ・ココット　ディープの使い勝手の良さや、料理が美味しく仕上がることについての口コミや評判が多くありました。

煮物や炊飯に使うことはもちろん、煮込み調理や炒め調理をしたり、焼く、蒸す、揚げるなどの幅広い使い方ができて使い勝手が良いので毎日使っている方もいらっしゃいました。

悪い口コミ・評判｜重い…

• 重さがある。

→ピコ・ココット　ディープの悪い口コミはあまり見られませんでしたが、唯一重さについての口コミや評判がいくつか見られました。

ストウブの特徴のひとつでもありますが、ステンレスやアルミの鍋と比べて重量があるのがデメリット。

また、蓋も鋳鉄製でしっかりと密封できますが、その分蓋も重量感があります。

重いので片付けずにキッチンに出しっぱなしにしても、インテリアとしても様になるオシャレな外観なのは魅力的ですね。

より詳しくストウブのピコ・ココット　ディープの口コミや評判を知りたい方はこちら

あわせて読みたい：「ストウブ　ピコ・ココット　ディープ」の口コミ・評判

ストウブ　ピコ・ココット　ディープの使い方

焦げ付きにくく効果的に使うために。シーズニングのやり方

ストウブ鍋はたまに「シーズニング」というお手入れをしてあげることで、使い勝手がアップし、長く使用することができます。

購入して初めて使うときや、鍋の内側が白く乾燥してきたとき、くっつきやすくなってきたときなどのタイミングで行いましょう。

シーズニングのやり方

1. 鍋を中性洗剤とお湯で洗い、よく乾かす。
2. キッチンペーパーなどを使って鍋の内側に油を馴染ませ、弱火に3〜4分かける。
3. 加熱が終わったら余分な油を拭き取る。

詳しくはこちら：ストウブを大切に使うためのメンテナンス「シーズニング」│使い始めと正しいお手入れ方法

ピコ・ココット　ディープのサイズ

ピコ・ココット　ディープのサイズは20cmの1種類。

長く愛用するためのお手入れ方法「シーズニング」

ふだんのお手入れはとても簡単。

ピコ・ココット　ディープをお手入れする際は、スポンジを使って中性洗剤で優しく洗ったあと、よく乾かすだけです。

食洗機も使うことができますよ。

鍋の内側がカサカサとなったり、白っぽくなったりしたら乾燥してきた証拠。

乾燥してきたり、こびりつくようになってきたら「シーズニング」を行なってあげましょう。

シーズニングが大変であればたまに揚げ物をしてあげることで代用することができます。

鍋に薄く油を塗り、3〜4分加熱して油を馴染ませてあげるだけで、長く快適にストウブを使うことができますよ。

ストウブ　ピコ・ココット　ディープのサイズの選び方や種類比較、目安量

ストウブのサイズの選び方は基本、「何人分の料理を作りたいか」、「どんなものを作りたいか」が肝心です。

もしメイン料理作りに使いたいと考えているなら、いっぱい入る大きめサイズがよいですし、副菜作りや1〜2人暮らしで使いたいと考えているなら小回りがきく小さめサイズがおすすめです。

ピコ・ココット　ディープはワンサイズのみなので迷うことはないと思いますが、サイズ感や何人家族におすすすめか、どんな調理に向いているかも含めて紹介します。

ピコ・ココット　ディープ20cm

ピコ・ココット　ディープの容量は2.75Lとたっぷり作れるサイズ。

20cmのピコココットラウンドと比較して、高さが＋2.5cm、容量が25％（＋0.55L）アップしています。

3人〜4人分のおかずやスープ作りに重宝しますよ。

深さがあるので油はねもしにくいので揚げ物にも最適なシェイプです。

スペック

ピコ・ココット　ディープを使った料理例

• 3人〜４人分のメインディッシュ
• 3人〜４人分の具沢山のスープや味噌汁
• 揚げ物
• 炊飯3合
• カレー、シチューが約6杯分（3~4人分）

ストウブ　ピコ・ココットディープ　迷ったら多めに作れる大きいサイズを選んだ方が良い?!

ストウブのピコ・ココット　ディープのサイズはワンサイズのため、もう少し大きいサイズ、もう少し小さいサイズが欲しいと思ったら、ピコ・ココットラウンドから選ぶと良いでしょう。

ピコ・ココット　ディープは、ピコ・ココットラウンドの22cmより少し容量が少ないくらいです。

焼き調理が多いならピコ・ココットラウンドの22cmの方が底面が広いのでおすすめですよ。

ストウブ　ピコ・ココット　ディープのよくある疑問

ピコココットラウンドとピコ・ココット　ディープの違いは？

ストウブの中で一番有名な、ピコココットラウンドとの比較をしてみましょう。

ピコココットラウンドの20cmと鍋口のサイズや蓋のサイズは同じですが、高さが＋2.5cm、容量が25％（＋0.55L）アップしています。

コンパクトでありながらも容量アップなので、たくさん作ることができますよ！

ピコ・ココット　ディープの寿命は？

ストウブ鍋は長持ちすると言いますが、実際のところはどうなのでしょうか？

ピコ・ココット　ディープの寿命は他のストウブと同様です。

使い方や頻度にもよりますが、シーズニングなどの手入れを丁寧に行えば20年ほど持つと言われています。

誤った使い方をするとホーローが傷んでしまい、ストウブ本来の力が発揮できず長くもたないので以下の点に注意しましょう。

• 鍋内のホーロー加工を傷つけないように、金属の調理器具は避け、木製やシリコン製のものにする。
• 鍋内のホーロー加工を傷つけないように、金たわしやクレンザーなどの研磨作用のある洗剤は使わない。
• ホーローが割れてしまうので強火で使わない。
• 急激な温度差に注意し、加熱した後急激に水などで冷やさない

決してお安くないお鍋だからこそ、長く大切に使いましょう。

ピコ・ココット　ディープのメリット・デメリット

無水調理を特に得意とし、幅広い調理方法ができるので料理のレパートリーを増やすことができるピコ・ココット　ディープ。

改めてメリットとデメリットを見ていきましょう！購入の参考にしてくださいね！

メリット

• 無水調理に最適！
• いろんな調理方法ができる。
• コンパクトながらも深さがあるので容量アップ！
• 食材に旨味や栄養を閉じ込め、普段の料理がより美味しくなる！
• ご飯が美味しく炊ける！
• ガス、IH、オーブンなど様々な熱源に対応している。

デメリット

• 重い、蓋も重い
• 片付けるのに場所を取る
• 自分に合ったサイズがわかりにくい。サイズで迷う。

より詳しくストウブのメリット、デメリットを知りたい方はこちら

あわせて読みたい：万能鋳物ホーロー鍋ストウブ（staub）のメリット・デメリット

ストウブ　ピコ・ココット　ディープのまとめ：サイズはよく考えて決めよう

今回の記事では、「【ストウブ・ココットディープ】サイズの選び方｜口コミや評判・サイズごとの使用用途を徹底解説」と題してストウブのピコ・ココット　ディープの特徴、選び方やサイズ展開、おすすめの使用方法などを紹介してきました。

ストウブは決して大が小を兼ねるものではありません。

最適なものを見つけることで、使い勝手が格段にアップしますよ！

この記事を参考にして、ピコ・ココット　ディープをゲットしてみてくださいね！

最後に簡単にまとめると、

ピコ・ココット　ディープはこんな方におすすめ↓

• 鍋や汁物、無水調理をよくする方
• ピコココットラウンドの20cmでは小さい、22cmでは大きいと感じている方
• いつもの料理をワンランク上の美味しい仕上がりにしたい方
• 料理の幅やレパートリーを増やしたい方
• おしゃれな見た目の鍋を求める方
• 使い勝手が良い鍋をお求めの方